醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕布団がふっとんだ

Skypeで朝会議。溜まっていた日記を書き、溜まっていたメールを開く。ばたばたと掃除洗濯をしているうちに12時を過ぎてしまった。静雨庵は行列。あきらめてワンダーキッチンでお昼にする。タラのポワレ。御成スタバで少し仕事。湘南新宿ラインに乗る。

電車が急停止する。空調も照明もすべて消えた。線路で何かを轢いたらしい。確認と撤去作業を行うとアナウンスが言っている。窓の外を見ないようにしておろおろと仕事をする。

Twitterで検索したら、線路に布団が飛んできたのが原因らしいとわかった。冗談みたいな展開に胸をなで下ろす。無事、運転再開。打ち合わせの時間に間に合う。

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六本木で打ち合わせ。アプリ「Notability」を自慢する。帰りの電車でも少し仕事。

奥さんが夜中に戻つて来られたので、俊和尚も安心、私も安心だ、しかしかういふ場合に他人が狭マヽつてゐるのはよくないので、早々草鞋を穿く、無論、湯豆腐で朝酒をやつてからのことである。

[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]

釈迦へ。日本酒、マグロのたたきを鮪魚醬(ぎょしょう)でいただく。お刺身もおまけしてもらった。ヒグラシへ。常温、塩豚のワイン煮。今日もまた、みんなが「お帰り」と出迎えてくれる。

〔日記〕お帰り

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  • ひさ/″\きて
  • 波音の
  • さくら花ざかり
  • 山頭火

布団で暴風雨の音を聞いていたが、出掛ける頃には晴れてきた。コンビニでタラコと鮭のおにぎりを買って霞ヶ関へ。電車の中でいくつかKindleの本を買った。

風がふいた、笠どころか、からだまで吹きまくるほどの風だ、旅人をさびしがらせるよ。

[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]

セミナーに参加。初めて「Notability」を使ってiPadでメモを取る。

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鎌倉へ戻る。駅前のスタバでフィローネを頼んで小腹を満たす。ジロウと合流。あさつきは満員で入れず、とのやまへ。日本酒一杯、お通しはヒジキの白和えとタラコ。タコ刺し、トリ、レバー、シロ。ヒグラシへ異動して冷酒、塩豚の白ワイン煮。

「お帰り」と言ってもらえるのはうれしい。鎌倉は帰って来る場所になったのだと思う。

スーパーとコンビニで買い物をして、赤ワインを少し飲んで寝る。