醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕次の出張の宿と飛行機を手配する

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  • いちにちいちりんの
  • 水仙ひらく
  • 山頭火

雨、終日終夜、鉛筆を走らせる。

種田山頭火 行乞記 三八九日記

睦月二日、雨のち晴れ。

また、歯が欠ける夢を見る。歯だけでなくて、左アゴの骨までずるりと欠けて、口からボロボロこぼれてしまう。アゴの骨が無いので、陥没した変な顔になっている。ボロボロとくだけてしまった骨を大事に歯医者に持って行くべきかどうか、悩んでいる。

目が覚めて、ああよかった、今日もちゃんと歯が生えていた、と思って歯磨きをした。昨夜呑みすぎたのでなんだかむなしい。

7時59分に起きる。睡眠効率73%、睡眠時間は8時間48分。

風呂で『パワー・オブ・ラブ』を読む。

パワー・オブ・ラブ 新版

パワー・オブ・ラブ 新版

  • 作者:MOMOYO
  • 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
  • 発売日: 2019/07/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

届いていたけど、なかなかチェックできていなかった高野山大学のパンフレットに目を通す。

昼は筍で鮭の定食。小鉢はカボチャのバター煮。

仕事場へ出勤して次の出張の宿と飛行機を手配する。ミーニングノートのまとめ、エゴリストのまとめ、GTDレビュー、新月プラン、クリスタルスカルの申込、図書館の貸出延長など、もろもろの作業をがっつり4時間かけてやる。

1時間半ほど原稿を書く。

17時41分に切り上げてヒグラシ文庫へ。今日はセギさんとみおちゃん。菊水常温3合、〆鯖、塩辛じゃがバター、ハムエッグ。同じ先生を持つ方とばったり会って情報交換。

帰宅して21時45分に寝る。

公立図書館で正規の司書として働きたい人に向けた公募選考対策セミナーが開催されます(2020年2月9日@横浜)

公募の少ない正規の図書館司書採用……でも最近、状況がちょっと変わり始めています

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Photo by Tu Tram Pham on Unsplash

図書館司書として働きたい人は大勢いるのに、正職員の図書館司書の公募は本当に少ないのです。どれくらい少ないかというと、人力で全国の公募をまとめた記事が書けちゃうくらい、少ないのです……。

このブログでも、こんな記事を書いています(夏から更新できていなくて申し訳ないのですが……)。

mia.hateblo.jp

でも最近、ちょっと状況が変わりつつあります。「平成の大合併」の後、市立図書館が次々に誕生しているのです。「市」には、図書館を設置することが義務づけられています。町が合併して市となって、市立図書館を新設したりするのですね。

図書館を持っていない町や村は、現在でも全国の約45%を占めるといいます。図書館を設置する義務はなくても、近くの自治体で新しい図書館がつくられ話題になれば、「うちの町にもちゃんとした図書館を!」と考える自治体も増えてくるでしょう。

……ということは、今まで図書館を持っていなかった自治体や、老朽化した図書館しかなかった自治体が、新しく図書館を整備しようとするケースが増えてくると考えられるわけです。

新しく図書館を設置しようとする自治体が欲しい人材とは?

今まで図書館を持っていなかった自治体では、当然ながら図書館の専門知識を持つ職員はほぼゼロ。そんな場合、「指定管理者制度」を使って、司書資格を持つスタッフを抱えた民間の事業者に図書館の運営を委ねるというケースが、これまでは多く見られました。

それは、図書館の存在がこれまではあまり重視されていなかったからだと思われます。「無料貸本屋」としての図書館ならば、図書館職員は非正規職員でも、民間業者でも構わない……そう考えるのが妥当だったのでしょう。

しかし今、図書館は「まちづくりの重要な拠点」として見直されてきています。公民館や美術館、ホールや子育て支援の機能を合わせ持つ、まったく新しいタイプの図書館も次々に登場しています。

そうなると、「まちづくりの中心」となる新しい図書館を計画している自治体にとって、欲しい人材は「まち全体の政策を見渡せるスペシャリスト」。広い視野を持ちながらも、図書館の専門性を発揮できる人です。そんな図書館司書ならば、非正規ではなく、自治体の財産として採用したいと思うはず。

以前にこんな記事も書きました。

mia.hateblo.jp

そんな人材はまだまだ少ないのが現状です。「よその自治体から経験者を引き抜く」という方法でなんとかまかなってきたのが、これまでの図書館の人事であったようです。優秀な経験者の引っ張り合い……いや、でも本当は、経験者でなくても、自治体が欲しがるようなスキルは身につけていけるはずなのです

「自治体による図書館職員公募選考対策セミナー」が横浜で開催されます!

今、自治体が求めている図書館司書とは? 採用試験ではどんなところが評価されるの? 受けちゃいけない公募案件とは? ……そんな話が聞けるセミナーが開催されるんですって!

講師のお一人は、嶋田学さん。大阪府豊中市で司書として働き始め、滋賀県永源寺町に移って町立図書館を新しくつくり、さらには岡山県瀬戸内市でも新図書館を立ち上げられた方です。まさに、図書館新設の経験者として、他の自治体に求められ続けてきた経歴をお持ちです。現在は奈良大学文学部文化財学科で教鞭を執られています。

もうお一人は、私の古巣、アカデミック・リソース・ガイド株式会社の代表・岡本真さん。コンサルタントとして、数多くの自治体で図書館新設に携わっておられます。

「ライブラリー・ジャーナリスト」という肩書きを名乗り始めた私としては、嶋田学さんには司書のキャリア形成について、ちゃんと取材をせねば! とずっと思っていたのでした(最近、全然図書関係の記事を書けていないですが……)。なんて素敵な機会なのでしょう!

自治体による図書館職員公募選考対策セミナー(現役求職者向け)

日時:2020年2月9日(日)15:00~17:00
場所:さくらWORKS<関内>
   〒231-0012 横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2階
 
事前申込が必須とのこと。
 詳細とお申込は、下記Facebookのイベントページをご確認ください!

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