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醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕イーハトーブ

今日は盛岡へ。昨日の酒が残っていて、ぼーっとしている。東京駅の新幹線ホームで李さんとすれ違ったが、声を掛けられるまで全く気がつかなかった。新幹線は広々としていて快適。いつも降りる新白河や郡山をすっ飛ばして、あっという間に仙台へ。盛岡はそこ…

野原海明のお仕事一覧(ライター系) 2017年3月21日更新

本格文學朗読演劇『極上文學』クロニクル(徳間書店) 「極上文學」は、日本文学の名作を若手俳優たちが演じる朗読演劇。これまでに上演された10作品の名場面が写真集になりました。原作となった文学作品の解説を執筆しました。本格文學朗読演劇『極上文學』…

〔日記〕「このさきやってみたいこと」

雨。凍えながらドラッグストアで買い物をする。銀行でOpenGLAM JAPANの税金の支払いと、自分の税金の支払い。竹翁でカレーうどんを食べたかったが、あいにく開店が11時45分から。それだと、午後の会議にちょっと間に合わない。ぶらぶら歩いて開いている店を…

〔日記〕全体会

ARGの全体会議。朝から関内へ。李さんも香菜さんもふじたさんも欠席で、全体会としては寂しい人数だ。でも、おれが加わったばかりの2014年は、いつもこのくらいの人数でやっていたと思い出す。机も半分しかなかった。

〔日記〕春の気

昨日は思いのほか遊んだので、真面目に一日仕事をすることにする。 掃除、洗濯。昨日買ってみたスカーチョ(ようは丈の長いキュロットスカートだ)を履いてみる。コバカバでお昼。ミートローフのキャロットソースかけ。駅前のスタバでコーヒーを買って、旅す…

〔日記〕新井英一ライブとビトライブ

春が来た 旅の法衣を洗ふ 山頭火 とりあえず大きな仕事が一息ついたので、ゆるゆると仕事をすることにする。合間にFacebookを開いたら、新井英一ライブの日だと気づいた。3月の半ばという修羅場。おそらく行けないだろうと諦めていたから、スケジュールには…

〔日記〕雪が舞う

すっきりと目覚めた。鼻づまりでバキバキに凝った背中をジロウにほぐしてもらう。 須賀川へ。行きの新幹線で大きめの仕事をこなす。 「いげた」でうな丼定食をいただく。とにかくスタミナをつけなくては。空豆色の爪を女将さんに褒められた。須賀川の昼飯処…

〔日記〕座禅をする人

夢の中で、三遊亭の長谷川さんは宮古に棲んでいる。中古の平屋を買い取って、数年前に奥さんと二人で移住をしたそうだ。今日は皆が集まって料理をし、酒宴の準備をする。ジロウと同世代の友人たちは、すっかり六十代、七十代になっている。泊まったホテルは…

〔日記〕誇り

風邪がひどくなっている。鼻が詰まっているせいか、常に喉が渇く。布団のなかでぐだぐだと過ごす。その間に、赤ワイン一本と日本酒300ml瓶一本が空いた。

〔日記〕風邪

昨日の会議を受けて、また5時に起きて資料修正。再度市役所にて打ち合わせ、修正の方向性を決める。風邪気味で寒気が止まらない。 駅にて解散。喫茶ムムムが休みだったので、なつめでビーフカレーを食べる。体調がすぐれないので、まち歩きは断念し、そのま…

〔日記〕英気

5時に起きて温泉と資料作り。アーサーの朝ご飯は美味しい。別府に来ると、食べてばかりいてちっともお腹が空かなくなる。

〔日記〕別府へ向かう

夢の中で、長野は橅の木が自生する原生林である。しかしそれらを切り開くことで、人が共存できる森林となった。草原でバーベキューをしている。草原の端は森である。高層ビルのように、見上げると青空に、苔むした巨大な橅の幹が何本もそびえている。急に森…

〔日記〕14時46分

こんな夢を見た。ARGの合宿で、長野に来ている。湖があるから、たぶん諏訪の辺りなんだろう。新宿からはザッキーとバスでやってきた。 「野原さんたちは20万とか30万だとかで予算のやりくりに苦労しているみたいですけど……」 とザッキーが言う。 「……私はい…

思うように進まないのが仕事である

仕事をしていると、思うように進まないことはよくある。せっかくここまで積み上げてきたのに、「やっぱりこうすることになりました」と言われて、(それって、まるっきり逆方向じゃーん、ちょっと待ってー)と思うこととか。

〔日記〕隣に座るも多生の縁

朝5時に起きて須賀川へ。だいぶ明るくなった。家を出るのが遅くなり、駅までダッシュをする。イクラおにぎりを買って新幹線に乗り込む。いつも宇都宮辺りから混み出してくる。隣の席はサラリーマンだった。

〔日記〕確定申告と成果品

ウィキペディアタウンサミットの会計他、溜まっていた雑事をこなす。洗濯も2回した(半分はジロウが)。税務署に行く途中で生田さんとすれ違う。 確定申告でごった返す税務署は、いろんな人の人生が垣間見えて面白い。

〔日記〕人嫌い

夢の中で、どこかの図書館の人とSkype会議をしている。白衣を着ているから、医療系の図書館なんだろう。新しい取り組みを進めていること、そしてその熱意。「こんな素晴らしいプロジェクトなのに、なぜ進まないのでしょうか」。申し訳ない、それは、おれの手…

〔日記〕京都から福島を経由して鎌倉に帰る

近しい友人があっけないことで死んでしまう夢を見る。確かに五十まで生きた彼の姿を想像するのは難しいと思っていたが、そんなにあっけなく逝くとは思わなかった。涙は出ない。ただ、今日は、彼が生きていた昨日とは違う世界になってしまったのだと思う。

〔日記〕ウィキペディアタウンサミット 2017 京都

悠長な感じで会場入りしたら、「会計係がまだ来ていない」と騒然としていた。それはまあ、そうだろう(申し訳ない)。「ウィキペディアタウンサミット 2017 京都」当日。おれはOpenGLAM JAPANの事務局として、金回り担当で参加する。

〔日記〕時空のねじれ

結構二日酔い。ウィキペディアタウンサミットの準備をする。宿泊用の荷物を抱えて、鎌倉駅の大船軒で中華そばとおにぎり・いなり寿司。横須賀線から銀座線へ乗り換えて日本橋へ。日本図書館協会へ図書館政策セミナー「図書館の指定管理者制について」を聞き…

〔日記〕夢を白紙に戻したそののち

長風呂な性分である。高校生の頃の共同生活で一番辛かったのは、風呂に入ってよい時間が1人20分までだったことだ。 風呂の中では、決まって本を読む。髪を洗いながら考え事をする。恥ずかしい失敗を思い出して、一人で呻いていたりもする。あとは、人生につ…

〔日記〕雨に煙る東京

焼き棄てて 日記の灰の これだけか 山頭火 また日記をつけ始める。実は、新年になって、一月八日からつけ始めていた。だれかの日常生活だなんて、ネットで公開されているところで、どうでもいいものかもしれない。でも、高山なおみさんの日記『日々ごはん』…

「とびらプロジェクト」フォーラム【美術館から社会的課題を考える】に行ってきました。

東京都美術館と東京藝術大学が連携する「とびらプロジェクト」。その取り組みを紹介するフォーラム「美術館から社会的課題を考える ―する/されるをこえて」を聞きに行ってきました。登壇者は、東京藝術大学教授の日比野克彦氏、働き方研究家の西村佳哲氏、…

「ミュージアムITセミナー 2017 in 東京」に行ってきました。(後編)

筑波大学東京キャンパスで開催された「ミュージアムITセミナー 2017 in 東京」に行ってきました。2コマ目の三次元計測について。

「ミュージアムITセミナー 2017 in 東京」に行ってきました。(前編)

筑波大学図書館情報メディア系が主催する「ミュージアムITセミナー 2017 in 東京」に行ってきた。会場となる筑波大学東京キャンパスは、株式会社東京流通センター(TRC)本社のすぐそばだった。 ミュージアムITセミナー 2017 in 東京 2017年1月30日(月)@…

野原海明のお仕事一覧(図書館コンサル系)2017年1月30日更新

アカデミック・リソース・ガイド株式会社のパートナースタッフとして、図書館をはじめ様々な文化施設等のコンサルティング業務を請け負っています。

文化庁国際シンポジウム「現代芸術アーカイヴの構築に向けて—— 保存・発信・活性化」に参加しました。

慶應義塾大学三田キャンパス南校舎ホールで開催された、新進芸術家海外研修制度発足50周年記念 国際シンポジウム「日本の現代美術を支える——未来へ、そしてレガシーへ」の第2日目、「現代芸術アーカイヴの構築に向けて—— 保存・発信・活性化」に参加してきま…

「すぐやる」だけでは仕事は終わらない。~ マーク・フォスター『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版』

仕事術の本が好きだ。ビジネス書を読むのは、おれにとってほぼ娯楽である。だけど、「これは」と思う仕事術の本には滅多に出会えない。そんな中、『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』は久し振りのヒットだ。ぜひともご紹介をしたい。仕事に…

いま何の仕事をやったらいいのか脳に聞いてみよう~菅原洋平『脳にいい24時間の使い方』

「朝は創造的な仕事をして、昼は運動して、夜は語らい合う」のがいいと、アン・モロウ・リンドバーグの『海からの贈物 (新潮文庫)』には書いてあった気がする。「そういう生活って素敵!」と思ってフリーランスになったわけだが、科学的にはどうなの? とい…

〔日記〕アルコールがなくては私の生活はあまりにさびしい

九月十九日 晴、小林町、川辺屋(四〇・中)いかにも秋らしいお天気である、心もかろく身もかろく午前中三時間、駅附近を行乞する、そして十二時の汽車で小林町へ、また二時間行乞。 此宿は探しまはつて探しあてたゞけあつてよかつた、食べものは近来にない…

檻から出た獣が最後に犯した「罪」とは? ~ 薬丸岳『ラストナイト』

顔には豹柄の刺青、左手は義手。何度も罪を犯し、その半生の殆どを刑務所で過ごしてきたた片桐達夫。59才になった片桐が刑務所を出てからふらりと顔を出したのは、30年来の友人である菊池正弘の居酒屋「菊屋」だった。ラストナイト作者: 薬丸岳出版社/メーカ…

終わりなき銀河に旅立つために ~水族館劇場 東京報告会 に行ってきた。

水族館劇場という役者徒党がある。鎌倉の立ち飲み屋、ヒグラシ文庫に通うようになって、その存在を知った。寄せ場を中心に各地を流浪し、野外劇を続けている集団である。ヒグラシ文庫の店主、中原蒼二氏がこの劇団のプロデューサーだ。古本遊戯 流浪堂を会場…

文学って何だ!?

お絵かきの延長で漫画を描くようになって、小学校高学年になるとちょっと背伸びしてファンタジーを書くようになった。メルヘンでなく、血みどろに戦ったり、世界が終わったりする暗いやつを。高校ではログインすればパソコンが自由に使えるので嬉しくて、と…

仕事は「ロケットスタート」で集中すべし。~中島聡『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』

著者は、米国マイクロソフト本社でWindows95の基本設計を担当した中島聡(なかじま・さとし)氏。「右クリック」「ダブルクリック」「ドロップ&ドラッグ」の生みの親で、現在はUIEvolutionのCEOである。プログラマーとしての視点から仕事術を説く。なぜ、あ…

〔日記〕夜の小町の裏通り

きんぽうげ、 むかしの 友とあるく 山頭火 五月十一日 十二日 十三日 十四日 十五日 酒、酒、酒、酒、酒、……遊びすぎた、安易になりすぎた、友情に甘えすぎた、伊東君の生活を紊したのが、殊に奥さんを悲しませたのは悪かつた、無論、私自身の生活気分はメチ…

〔日記〕 渋谷

雪空、 痒いところを 掻く 山頭火 一月十四日 曇、降りさうで降らない雪模様。しかし、とにかく、炬燵があつて粕汁があつて、そして――。 東京の林君から来信、すぐ返信を書く、お互に年をとりましたね、でもまだ色気がありますね、日暮れて途遠し、そして、…

自分の心のなかが、いちばん遠い。~ 三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』

主人公の多田啓介は、まほろ市で細々と「多田便利軒」という便利屋を営んでいる。多田便利「屋」ではなく、ラーメン屋みたいに「軒」にしたのは、行天春彦いわく、 語呂が悪いから? 『便利屋多田』だと、だと、やっぱり『便利屋タダ』みたいだしね*1 という…

本を出すということ

曇り日の 重いもの 牽きなやむ 山頭火 一月十二日 曇、陰欝そのものといつたやうな天候だ。 外は雪、内は酒――憂欝を消すものは、いや、融かすものは何か、酒、入浴、談笑、散歩、等、等、私にあつては。 種田山頭火 行乞記 三八九日記 「小説家の卵の」 「小…

〔日記〕 故郷は遠く、遠い。ただ草津を歩くことにする。

一月十一日 曇つて晴れる、雪の後のなごやかさ。 あんまり寒いから一杯ひつかける、流行感冒にでもかゝつてはつまらないから、といふのはやつぱり嘘だ、酒好きは何のかのといつては飲む、まあ、飲める間に飲んでおくがよからう、飲みたくても飲めない時節が…

草津町には「温泉図書館」がある。

一月八日 朝のうちはうらゝかな晴れだつたが、午後は曇つた。 米を買つた、一升拾六銭だ、米はほんたうに安い、安すぎる、粒々辛苦、そして損々不足などゝ考へざるをえないではないか。 種田山頭火 行乞記 三八九日記 草津の町にはしんしんと雪が降っていた…

〔小説〕 鏡台

街の 雑音の 密柑むく 山頭火 一月七日 曇、后晴、寒くなつた、冬らしくなつた(昨日から小寒入だ) 銭がなくなつた、餅もなくなつたし米もなくなつた(銭は精確にいへば、まだ十三銭残つてゐるが)。 朝は腹も空いてゐないからお茶を飲んですます、午後は屑…

〔日記〕 サイン

ま夜中、 熱いものを すゝる 山頭火 一月六日 雨、何といふ薄気味の悪い暖ヌクさだらう、そして何といふ陰欝な空模様だらう。 次郎さんに手紙を書いた、――その心中を察して余りある事、感傷的になつては詰らない事、気持転換策として禅の本を読まれたい事、…

〔日記〕此岸

灯が一つあつて 別れてゆく 山頭火 一月五日 霧が深い、そしてナマ温かい、だん/\晴れた。 朝湯へはいる、私に許された唯一の贅沢だ、日本人は入浴好きだが、それは保健のためでもあり、享楽でもある、殊に朝湯は趣味である、三銭の報償としては、入浴は私…

〔日記〕 「素顔美人を目指しているんですか?」

一月四日 曇、時雨、市中へ、泥濘の感覚! やうやく平静をとりもどした、誰も来ない一人の一日だつた。 米と塩――それだけ与へられたら十分だ、水だけは飲まうと思へば、いつだつて飲めるのだが。 種田山頭火 行乞記 三八九日記 ジロウ(ダンナ)と出かける準…

お互い「安定した仕事を辞める」ところから始まった新婚生活

一月三日 うらゝか、幸福を感じる日、生きてゐるよろこび、死なゝいよろこび。 当座の感想を書きつけておく。―― 恩は着なければならないが、恩に着せてはならない、恩を着せられてはやりきれない。 親しまれるのはうれしいが、憐れまれてはみじめだ。 種田山…

「編集者になれ」ってそう簡単に言うけどさ

酔へばけふも あんたの事 山頭火 2015年最後の入日 一月二日 曇后晴、風、人、――お正月らしい場景となつた。 暁、火事があつた、裏の窓からよく見えた、私は善い意味での、我不関焉で、火事といふものを鑑賞した(罹災者に対してはほんたうにすまないと思ひ…

〔日記〕 ブルースを唄わせてくれという名のブルース

一月一日 雨、可なり寒い。いつもより早く起きて、お雑煮、数の子で一本、めでたい気分になつて、Sのところへ行き、年始状を受取る、一年一度の年始状といふものは無用ぢやない、断然有用だと思ふ。 種田山頭火 行乞記 三八九日記 久しぶりのライブに備えて…

〔日記〕 死にたくなったら、図書館か古本屋か立ち飲み屋においで。

十二月卅一日 曇つて寒い、暮れてからは雨になつた、今年もおしまひだ。 見切の白足袋一足十銭、水仙一本弐銭、そして酒一升一円也、――これで私の正月支度は出来た、さあ正月よ、やつてこい! 種田山頭火 行乞記 三八九日記 大野隆司氏の絵葉書をいただいた…

〔日記〕 天使が堕ちていく話

鐘が鳴る 師走の鐘が 鳴りわたる 山頭火 十二月卅日 風は冷たいけれど上々吉のお天気、さすがに師走らしい。 私は刻々私らしくなりつゝある、私の生活も日々私の生活らしくなりつゝある、何にしてもうれしい事だ、私もこんどこそはルンペンの足を洗ふことが…

〔日記〕 戦場へ赴く人

誰もが 忙しがつてる 寒月があつた 山頭火 十二月廿九日 晴、紺屋町から春日駅へ、小春日和の温かさ。 ルンペンは一夜の契約だが、今の私は来年の十五日までは、こゝにゐることが出来る、米と炭と数の子と水仙と白足袋とを買つたら、それこそおめでたいお正…