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暗い夜の中に部屋の壁も窓も何もかも、境目という境目は全部消え去って、夜空の星が頭上にも体の下にも広がっている。そのなかにタケシさんの体の形をした熱があって、私の体の片面はその熱を感じ続けたまま、果てしない夜のなかに浮いているのだ。 そんなふ…
ほろ酔いで、中島みゆきの「ひとり上手」を歌いながら帰る。こないだ東急の夜中のお惣菜売り場で、ジャジーな「ひとり上手」のインストゥルメンタルがかかっていたのだ。夜のお惣菜売り場に「ひとり上手」はあまりにも淋しいと思った。
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