醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

藝能

〔日記〕搬入

縞萱伸びあがり 塀のそと 山頭火 今日も胃が重い。水族館劇場の現場搬入。寿町の現場はだだっ広い。ヘルメットを被って、4tクレーン車が荷を下ろすところに立ち会う。その後、4t車に乗って資材置き場へ。初めての積み込み作業をどうにか終える。 彼――彼は彼…

〔日記〕カルチュラル・タイフーン2017に参加する

山ふかくきて みだらな話がはづむ 山頭火 古巣の早稲田大学へ。水族館劇場の桃山邑が、カルチュラル・スタディーズ学会の「カルチュラル・タイフーン2017」に出演するのだ。トークショーの合間に、千代次と秋浜立の乱入演技。たじろぐ毛利嘉孝先生であった。…

〔観劇〕水族館劇場「この丗のような夢・全」を見に行く

3年ぶりとなる水族館劇場の野戦攻城は、ついに念願の都心へ。新宿はゴールデン街の鎮守、花園神社境内で華々しく幕を上げた。新宿区役所本庁舎にもほど近いこの花園神社は、もともと藝能と深い関わりのある神社だ。江戸時代から見世物や演劇、踊りなどが興行…

終わりなき銀河に旅立つために ~水族館劇場 東京報告会 に行ってきた。

水族館劇場という役者徒党がある。鎌倉の立ち飲み屋、ヒグラシ文庫に通うようになって、その存在を知った。寄せ場を中心に各地を流浪し、野外劇を続けている集団である。ヒグラシ文庫の店主、中原蒼二氏がこの劇団のプロデューサーだ。古本遊戯 流浪堂を会場…

桃山邑 TALK EVENT -世界劇場としての、藝能・寄せ場・天皇制-

水族館劇場という名の劇団がある。おれはその劇団のことを立ち呑み屋でたまたま知った。しばらく活動を止めていたその劇団は、フクシマの後、ひっそりと、再び動き出した。何トンもの水が一斉に流れ落ちる。その派手な舞台で水族館劇場は知られている。演出…

桃山邑 TALK EVENTより、覚え書き

銀座のクオリア・ジャンクションへ、水族館劇場*1の桃山邑さんの講演を聴きに行って来た。以下、メモより。後ほど纏めますが、ひとまずは箇条書きにて。 ファシズムに傾きつつある日本 リセットできない世界 希望を萎えさせるような出来事 フクシマ これから…

水族館劇場「ロストノスタルジア-蛍の残存」

ヒグラシ文庫*1のスタッフになり、水族館劇場*2という劇団と出逢った。普段は駒込の大観音を拠点に野外劇を繰り広げている彼らが、逗子ヒグラシ文庫で演じてくれたのだった。大仕掛けの野外テントが有名な彼らは、なんと俳優ら自らがボンタン穿いて舞台を組…