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醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕ぼのぼの

雨。川面がさざ波立っている。 実家に帰っている夢を見た。父に対してひどく腹を立てている。母は炬燵にあたり、気に留めずテレビを見ていた。もしこの母が死んだら、おれは実家に帰る意味があるのだろうか、と考えている。 ふと夢の中で気づく。母はもう何…

〔日記〕須賀川へ

雨の中、若宮オフィスへ。会議で使う資料を出力する。桜は、雨の日がいちばん似合うと思う。

〔日記〕知恵熱

忘れようとする その顔の 泣いてゐる(夢) 山頭火 合宿2日目。ARGのVMSOを考える会議。社会とは何か、公共サービスとは何か。社長はまだ少し酔っ払っていた。宿泊組は3時まで呑んでいたらしい。「かまかま」で昼飯。会議組とはここで解散。観光組は鶴岡八幡…

〔日記〕「自分にしか関心が無い」

ARGの合宿初日。午前中のうちに溜まっている仕事を片付けようと思っていたが、「この人生で自分はどこへ向かおうとしているのか」「もっとも優先順位を高くして取り込まなくてはいけないことは何か」を考え始めて手が止まる。

〔日記〕来客

本を開いて抱えたまま寝ていたらしい。 iPadの設定、最後の仕上げとして、Duet Displayを試す。その他、気になっていたアプリをいくつかダウンロードした。ジロウが早く起きてきて、幸せについて語る。

〔日記〕市ヶ谷の桜

いそいそとiPad Proの設定。ジロウが珍しく早起きだったので、洗濯物を干してもらって一緒にBaan Hua Donへ昼飯に行く。御成スタバでコーヒー。iPad Proでの電子書籍の読み心地を確かめる。 ホテルニューカマクラの桜の下で電話。春うららか。良い気が湧き上…

〔日記〕髪をピンク色に染める

少し胃がもたれている。日によっては3合は多いのかもしれない。 掃除、洗濯。クロネコヤマトへ電話。三ヶ月ぶりに、福西くんの美容室、cureへ。緑に染めた髪が色落ちして、すっかり金髪になってしまったので、春らしくピンクに染めてもらう。iPad Proを買っ…

〔日記〕早稲田大学へ

新年度。Facebookに四月バカの投稿をする。新年度の働き方について考える。 久しぶりに早稲田へ。図書館で借りた本は分厚く重いが、面白い。地下鉄の中で、著者が初めてサイババに会った日のことを読む。

〔日記〕三人展とiPad Pro

李さんに成果品を託し、今日は休みとする。10時過ぎまで寝ていた。遅く起きたジロウとちょうどタイミングがあったので、一緒に銀行へ行く。 カジェヘロがいつのまにか閉店していた。オクシモロンでエスニックそぼろカリーを食べる。ジロウは大辛、おれは激激…

〔日記〕会社のこと

夜中にジロウがハイテンションで帰ってくる。朝は起きられず二度寝。昨日買った本の続きを読む。新年度からの働き方のことを考える。 風呂掃除、洗濯。コバカバで昼飯。日替わりは鶏のマヨネーズコチジャン焼き定食。駅前のスタバでコーヒーを買って関内へ。…

〔日記〕さくらさく

朝起きたら何やら眩暈がする。まあ、昨夜呑み過ぎただけなのだが。 二度寝。年度末の大きな仕事のまとめ。Baan Hua Donで昼飯。御成のスタバで仕事の続き。

〔日記〕珍しいね

休みにしようと思っていたが、年度末の案件立て込みのために仕事をすることにする。早朝起きて洗濯、掃除、メールの処理。ジロウが起きて来たので一緒に出かける。コバカバで昼飯。月替わり定食は鶏そぼろ丼。ジロウは日替わりのコロッケ定食。

〔日記〕朝食

メールの山を処理する。ようやく受信ボックスが空となる。雨。部屋に洗濯物を干す。 腹の中がわだかまっている感じ。出張が続くと食べ過ぎる。普段朝食なぞ食べないのに、ホテルに泊まると必ず朝食付きにするからだ。11時に朝食のような昼食のようなものをが…

〔日記〕御成オフィス

五時半にすかんと起きて溜まっていた仕事をこなす。雨。洗濯物を部屋の中に干す。 コバカバへ。日替わり定食は塩豚。スタンプカードを新しくしてもらった。御成のスタバに移って、またしばし仕事。

〔日記〕披露宴

さすがに疲労困憊である。予約してあったワークショップをキャンセルする。布団の中でごろごろしながら、火急のメールだけ返信を書く。村山由佳の『ダブルファンタジー』を久しぶりに読み返す。ふつふつと書きたくなる。まずは短編からだろうか。

〔日記〕銀世界

起きたら銀世界だった。再び銀河鉄道で、滝沢市へ向かう。滝沢市はつい最近まで、日本で一番人口の多い「村」だった。人口は約5万人。2014年に滝沢村から市へと変わった。そこにできたばかりの、ビッグルーフ滝沢を視察する。

〔日記〕秋田へ

チェックアウトをしたら鎌田さんにばったり会った。 紫波を後にして、盛岡へ戻る。駅にはSL銀河が停まっていた。銀河鉄道花輪線に乗り換える。こちらは名前こそ銀河鉄道だが、車両はごく普通のディーゼル車だ。

〔日記〕イーハトーブ

今日は盛岡へ。昨日の酒が残っていて、ぼーっとしている。東京駅の新幹線ホームで李さんとすれ違ったが、声を掛けられるまで全く気がつかなかった。新幹線は広々としていて快適。いつも降りる新白河や郡山をすっ飛ばして、あっという間に仙台へ。盛岡はそこ…

野原海明のお仕事一覧(ライター系) 2017年3月21日更新

本格文學朗読演劇『極上文學』クロニクル(徳間書店) 「極上文學」は、日本文学の名作を若手俳優たちが演じる朗読演劇。これまでに上演された10作品の名場面が写真集になりました。原作となった文学作品の解説を執筆しました。本格文學朗読演劇『極上文學』…

〔日記〕「このさきやってみたいこと」

雨。凍えながらドラッグストアで買い物をする。銀行でOpenGLAM JAPANの税金の支払いと、自分の税金の支払い。竹翁でカレーうどんを食べたかったが、あいにく開店が11時45分から。それだと、午後の会議にちょっと間に合わない。ぶらぶら歩いて開いている店を…

〔日記〕全体会

ARGの全体会議。朝から関内へ。李さんも香菜さんもふじたさんも欠席で、全体会としては寂しい人数だ。でも、おれが加わったばかりの2014年は、いつもこのくらいの人数でやっていたと思い出す。机も半分しかなかった。

〔日記〕春の気

昨日は思いのほか遊んだので、真面目に一日仕事をすることにする。 掃除、洗濯。昨日買ってみたスカーチョ(ようは丈の長いキュロットスカートだ)を履いてみる。コバカバでお昼。ミートローフのキャロットソースかけ。駅前のスタバでコーヒーを買って、旅す…

〔日記〕新井英一ライブとビトライブ

とりあえず大きな仕事が一息ついたので、ゆるゆると仕事をすることにする。合間にFacebookを開いたら、新井英一ライブの日だと気づいた。3月の半ばという修羅場。おそらく行けないだろうと諦めていたから、スケジュールには入れていなかったのだ。

〔日記〕雪が舞う

すっきりと目覚めた。鼻づまりでバキバキに凝った背中をジロウにほぐしてもらう。 須賀川へ。行きの新幹線で大きめの仕事をこなす。 「いげた」でうな丼定食をいただく。とにかくスタミナをつけなくては。空豆色の爪を女将さんに褒められた。須賀川の昼飯処…

〔日記〕座禅をする人

夢の中で、三遊亭の長谷川さんは宮古に棲んでいる。中古の平屋を買い取って、数年前に奥さんと二人で移住をしたそうだ。今日は皆が集まって料理をし、酒宴の準備をする。ジロウと同世代の友人たちは、すっかり六十代、七十代になっている。泊まったホテルは…

〔日記〕誇り

風邪がひどくなっている。鼻が詰まっているせいか、常に喉が渇く。布団のなかでぐだぐだと過ごす。その間に、赤ワイン一本と日本酒300ml瓶一本が空いた。

〔日記〕風邪

昨日の会議を受けて、また5時に起きて資料修正。再度市役所にて打ち合わせ、修正の方向性を決める。風邪気味で寒気が止まらない。 駅にて解散。喫茶ムムムが休みだったので、なつめでビーフカレーを食べる。体調がすぐれないので、まち歩きは断念し、そのま…

〔日記〕英気

5時に起きて温泉と資料作り。アーサーの朝ご飯は美味しい。別府に来ると、食べてばかりいてちっともお腹が空かなくなる。

〔日記〕別府へ向かう

夢の中で、長野は橅の木が自生する原生林である。しかしそれらを切り開くことで、人が共存できる森林となった。草原でバーベキューをしている。草原の端は森である。高層ビルのように、見上げると青空に、苔むした巨大な橅の幹が何本もそびえている。急に森…

〔日記〕14時46分

こんな夢を見た。ARGの合宿で、長野に来ている。湖があるから、たぶん諏訪の辺りなんだろう。新宿からはザッキーとバスでやってきた。 「野原さんたちは20万とか30万だとかで予算のやりくりに苦労しているみたいですけど……」 とザッキーが言う。 「……私はい…

思うように進まないのが仕事である

仕事をしていると、思うように進まないことはよくある。せっかくここまで積み上げてきたのに、「やっぱりこうすることになりました」と言われて、(それって、まるっきり逆方向じゃーん、ちょっと待ってー)と思うこととか。

〔日記〕隣に座るも多生の縁

朝5時に起きて須賀川へ。だいぶ明るくなった。家を出るのが遅くなり、駅までダッシュをする。イクラおにぎりを買って新幹線に乗り込む。いつも宇都宮辺りから混み出してくる。隣の席はサラリーマンだった。

〔日記〕確定申告と成果品

ウィキペディアタウンサミットの会計他、溜まっていた雑事をこなす。洗濯も2回した(半分はジロウが)。税務署に行く途中で生田さんとすれ違う。 確定申告でごった返す税務署は、いろんな人の人生が垣間見えて面白い。

〔日記〕人嫌い

夢の中で、どこかの図書館の人とSkype会議をしている。白衣を着ているから、医療系の図書館なんだろう。新しい取り組みを進めていること、そしてその熱意。「こんな素晴らしいプロジェクトなのに、なぜ進まないのでしょうか」。申し訳ない、それは、おれの手…

〔日記〕京都から福島を経由して鎌倉に帰る

近しい友人があっけないことで死んでしまう夢を見る。確かに五十まで生きた彼の姿を想像するのは難しいと思っていたが、そんなにあっけなく逝くとは思わなかった。涙は出ない。ただ、今日は、彼が生きていた昨日とは違う世界になってしまったのだと思う。

〔日記〕ウィキペディアタウンサミット 2017 京都

悠長な感じで会場入りしたら、「会計係がまだ来ていない」と騒然としていた。それはまあ、そうだろう(申し訳ない)。「ウィキペディアタウンサミット 2017 京都」当日。おれはOpenGLAM JAPANの事務局として、金回り担当で参加する。

〔日記〕時空のねじれ

結構二日酔い。ウィキペディアタウンサミットの準備をする。宿泊用の荷物を抱えて、鎌倉駅の大船軒で中華そばとおにぎり・いなり寿司。横須賀線から銀座線へ乗り換えて日本橋へ。日本図書館協会へ図書館政策セミナー「図書館の指定管理者制について」を聞き…

〔日記〕夢を白紙に戻したそののち

長風呂な性分である。高校生の頃の共同生活で一番辛かったのは、風呂に入ってよい時間が1人20分までだったことだ。 風呂の中では、決まって本を読む。髪を洗いながら考え事をする。恥ずかしい失敗を思い出して、一人で呻いていたりもする。あとは、人生につ…

〔日記〕雨に煙る東京

焼き棄てて 日記の灰の これだけか 山頭火 また日記をつけ始める。実は、新年になって、一月八日からつけ始めていた。だれかの日常生活だなんて、ネットで公開されているところで、どうでもいいものかもしれない。でも、高山なおみさんの日記『日々ごはん』…

「とびらプロジェクト」フォーラム【美術館から社会的課題を考える】に行ってきました。

東京都美術館と東京藝術大学が連携する「とびらプロジェクト」。その取り組みを紹介するフォーラム「美術館から社会的課題を考える ―する/されるをこえて」を聞きに行ってきました。登壇者は、東京藝術大学教授の日比野克彦氏、働き方研究家の西村佳哲氏、…

「ミュージアムITセミナー 2017 in 東京」に行ってきました。(後編)

筑波大学東京キャンパスで開催された「ミュージアムITセミナー 2017 in 東京」に行ってきました。2コマ目の三次元計測について。

「ミュージアムITセミナー 2017 in 東京」に行ってきました。(前編)

筑波大学図書館情報メディア系が主催する「ミュージアムITセミナー 2017 in 東京」に行ってきた。会場となる筑波大学東京キャンパスは、株式会社東京流通センター(TRC)本社のすぐそばだった。 ミュージアムITセミナー 2017 in 東京 2017年1月30日(月)@…

野原海明のお仕事一覧(図書館コンサル系)2017年1月30日更新

アカデミック・リソース・ガイド株式会社のパートナースタッフとして、図書館をはじめ様々な文化施設等のコンサルティング業務を請け負っています。

文化庁国際シンポジウム「現代芸術アーカイヴの構築に向けて—— 保存・発信・活性化」に参加しました。

慶應義塾大学三田キャンパス南校舎ホールで開催された、新進芸術家海外研修制度発足50周年記念 国際シンポジウム「日本の現代美術を支える——未来へ、そしてレガシーへ」の第2日目、「現代芸術アーカイヴの構築に向けて—— 保存・発信・活性化」に参加してきま…

〔書評〕いま何の仕事をやったらいいのか脳に聞いてみよう~菅原洋平『脳にいい24時間の使い方』

「朝は創造的な仕事をして、昼は運動して、夜は語らい合う」のがいいと、アン・モロウ・リンドバーグの『海からの贈物 (新潮文庫)』には書いてあった気がする。「そういう生活って素敵!」と思ってフリーランスになったわけだが、科学的にはどうなの? とい…

〔日記〕アルコールがなくては私の生活はあまりにさびしい

九月十九日 晴、小林町、川辺屋(四〇・中)いかにも秋らしいお天気である、心もかろく身もかろく午前中三時間、駅附近を行乞する、そして十二時の汽車で小林町へ、また二時間行乞。 此宿は探しまはつて探しあてたゞけあつてよかつた、食べものは近来にない…

〔書評〕檻から出た獣が最後に犯した「罪」とは? ~ 薬丸岳『ラストナイト』

顔には豹柄の刺青、左手は義手。何度も罪を犯し、その半生の殆どを刑務所で過ごしてきたた片桐達夫。59才になった片桐が刑務所を出てからふらりと顔を出したのは、30年来の友人である菊池正弘の居酒屋「菊屋」だった。ラストナイト作者: 薬丸岳出版社/メーカ…

終わりなき銀河に旅立つために ~水族館劇場 東京報告会 に行ってきた。

水族館劇場という役者徒党がある。鎌倉の立ち飲み屋、ヒグラシ文庫に通うようになって、その存在を知った。寄せ場を中心に各地を流浪し、野外劇を続けている集団である。ヒグラシ文庫の店主、中原蒼二氏がこの劇団のプロデューサーだ。古本遊戯 流浪堂を会場…

文学って何だ!?

お絵かきの延長で漫画を描くようになって、小学校高学年になるとちょっと背伸びしてファンタジーを書くようになった。メルヘンでなく、血みどろに戦ったり、世界が終わったりする暗いやつを。高校ではログインすればパソコンが自由に使えるので嬉しくて、と…

〔書評〕仕事は「ロケットスタート」で集中すべし。~中島聡『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』

著者は、米国マイクロソフト本社でWindows95の基本設計を担当した中島聡(なかじま・さとし)氏。「右クリック」「ダブルクリック」「ドロップ&ドラッグ」の生みの親で、現在はUIEvolutionのCEOである。プログラマーとしての視点から仕事術を説く。なぜ、あ…