醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

若葉のころ

晴、図書館で気を紛らわす。

シンポジウムの下調べ。

八時ごろ、ファミリーマートへパンと牛乳を買いに行く。サラダも。つい食べすぎ。

T図書館で山梨のガイド、『沖縄ナビ』、『いま、市民の図書館は何をすべきか』『宮沢賢治フィールドノート』を借りてくる。

沖縄ナビ 移住編

沖縄ナビ 移住編

名護市の学校図書館司書を受けようかと思って迷って、借りてきた。受かったらヨリと沖縄で「ないちゃー」になる? でも今はまだ決心がつかない。

いま、市民の図書館は何をすべきか―前川恒雄さんの古稀を祝して

いま、市民の図書館は何をすべきか―前川恒雄さんの古稀を祝して

まずは「図書館」という言葉のイメージを変える必要があると、やっぱり思う。本好きの集う館で終わっちゃいけないんだ。

宮沢賢治フィールドノート―賢治さんと歩いています。 (Tepee books)

宮沢賢治フィールドノート―賢治さんと歩いています。 (Tepee books)

賢治の足跡を辿る旅にはいいガイドブックになりそう。家で読む性質の本ではなく、イーハトーブに旅する人のための本だ。

CAT'S CRADLE でジンジャエール、小説書き。T図書館に戻って予約で届いた『若葉のころ』を借りる。

若葉のころ

若葉のころ

高校生のころに読んだ覚えがあるけれど、確かあのころは男性同士の恋愛を受け止められなくて、理解できないという表面のところで止まってしまった。受け止める……というのは違うか。ただ、一人の人間の感情として、主人公・凛一の想いが響くようになった。痛々しいほどの自己嫌悪。長野まゆみさんの本は、風景描写がいい。

スーパーでパンとオレンジジュース、サンペレグリノを買う。四時、遅い昼食。急に一人が寂しくなってのたうつ。さけとばを齧り、お登紀さんが出ている自給自足の番組を見る。九時就寝。