やりたいことだけをやって、生きていけるのだ
藤沢優月さんの考えのもとになっている本を読んでみたくて、借りてきた。
- 作者: マイク・マクマナス,ヒューイ陽子
- 出版社/メーカー: ヴォイス
- 発売日: 1999/10/01
- メディア: 単行本
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目からうろことはまさにこのこと。
夢を追うなら、お金は諦めなくてはならないと思っていた。でもそうじゃない。ほんとうに心からやりたいことをしていれば、お金も仕事も向こうからやってくる(ただしやってくるまでに時間がかかるので覚悟は必要)。
やりたくも無い仕事をお金や生活や外聞のために、眉間にしわをよせてやっていても、それは誰かのためにはならない。
いやいやながらやっているというその悪いパワーが、周りのひとにも伝染してしまうから。たとえ、ひとのためになるようなことをしているように見えても、つくり笑顔の下で歯軋りしていたら、伝わってしまう。
そして、やりたいと思ったことには全て同じだけの情熱を傾けてやりなさいと著者は言う。
一つの夢だけに全力投球をするのではなく、ちょっとした趣味としてやってみたいことも、後回しにせず今すぐ始める。始めるのが大変そうなら、小さな一歩だけでも踏み出してみる。
ダイヤモンドは一方向だけ磨いても光らない。たくさんの面を磨いて初めて輝くんだ。一つの面だけに特化した人間なんてありえない。
この本の考え方に反対する人も多いような気がする。
「甘いこと言ってんじゃないよ、人生そんな気楽なもんじゃないよ」
という声が聞こえてくるような気がする。でも、そういう声は袋小路にいる人達から発せられるものだと思う。
輝いて見える人達からの言葉。その言葉だけを、信じたい。