醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

高山なおみ 「たべるしゃべる」

『スロー・イズ・ビューティフル』を読んでいて、藁で作った家というものに感心していたら、高山なおみさんの本にもちょうど藁の家の話が出てきてびっくりした。

スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化

スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化

たべる しゃべる

たべる しゃべる

藁の家って、「三匹のこぶた」の狼に吹き飛ばされちゃうお兄ちゃん豚の家を思い出させるのだけれど、じつは丈夫なものであるらしい。

『たべるしゃべる』は、高山さんがお友達にインタビューする本。藁の家の話が出てきたのは、アムプリンのお二人から。この頃、東京でプリンやさんをやっていたアムさんとカトキチさん。北海道で、自分たちでつくった家に住みたいとお話していた。藁の家は、素人でもつくれるそうだから。

アムプリンのアムさんとカトキチさん、そして愛犬のコロちゃんは、今、夢を形にして、手作りの家をたてて北海道で暮らしている。お店の名前は「エゾアムプリン製造所」。プリンは本州からでも、電話で注文できるそうです。物語に出てきそうな、でっかいプリン!

『たべるしゃべる』に登場するのはみな、ものづくりをなりわいにしている人たちだ。世間の言う幸せじゃなくて、自分が感じる幸せを選んだ人達。だから、読んでいると元気が出ます。

人とちがってもいいんだ。好きなことをやっていてもいいんだ。そう思えるから。

今日は冬眠の日。午後三時までくたくた寝ていた。おきようと思って布団のうえで正座してみても、そのままつっぷして眠ってしまう。

食料が尽きてきたので、ふらふらと着替えて買い物に。さらにのんびり、今日はテレビ三昧だ。日曜日は好きな番組がいっぱいだ。