年越し鎌倉呑み歩き
二〇一二年も去ろうとしている。年越しの鎌倉はとても元気だ。
居酒屋美学でみっちーとやなちゃんのおでんをいただく。牛すじ絶品でした。日本酒を美学らしく、お洒落にワイングラスでぐびぐびと呑む。
散歩がてらテールベルトへ。みんな集まっている。差し入れの三崎マグロを、特別なお醤油でいただく。フィルムカメラの話題で盛り上がる一同。
またのんびり歩いてふくやまで。年越し蕎麦を食べたいなーと思ったら、早々に売り切れだった。残念。目の前の本覚寺にはいる。年が明けないと屋台も始まらないみたいだ。緊張した面持ちの寺娘さんたちが並んでいる。とりあえず、除夜の鐘をつく列に並んでみる。提灯に挟まれているうちに年が明ける。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしく。
列が動き出したので、脱線して屋台へ向かう。知った顔がもう呑んでいる。おすすめの店を教えてもらう。
ビールはやっぱり恵比寿なのね。でも寒いのでワンカップの熱燗をもらう。屋台だからあんまり期待しないで唐揚げを頼んだのだけれど、これが旨かった。おかわりをもらう。
焼き鳥の屋台へ移動。混雑に、新年早々お客さんとお店の人がピリピリし合っている。「商売繁盛、商売繁盛」と言いながら、隣の焼きそばの列に移動することにする。
BUREへ。年越し煩悩テキーラ一〇八杯振る舞いをやっている。新年から煩悩にまみれた話題で盛り上がる一同であった。