葉山、に行けない
葉山の海辺の平屋に友達が住んでいて、そこで20人くらい友達を呼んで宿泊会をしている夢を見た。透き通った青い海。白い砂浜。みんなで水中観察会をやろう、という話になるのだけれど、水着を持ってきていないことを思い出して自転車にまたがる。
目が覚める。躯がとてもとても思い。どうやら明日が一色海岸ブルームーンのこの夏の最終日であるらしい。行きたい、と思ったけれどどうにも躯が動かない。コンビニまで行く気力も無い。
家にあるものをかき集めて食事をする。塩焼きそばにはんぺんをいれてみる。焼き鳥を解凍して炙る。
買ってきたワンピースを読む。すぐ読み終わってしまうのがもったいなくて、半分までいってまた最初から読み直す。日本酒をちびちびなめてみるが、やっぱりちっとも酔わない。
熱はないようだけれど、躯が火照っている。夕暮れ時、無性に淋しくなる。呑みに行く元気は無い。
コバカバでヱビスビールの小瓶と月替わり定食で夕飯とする。まっすぐ帰るのも淋しくて、御成町のスターバックスに寄り道をする。熱いチャイティーラテ、シロップ少なめで。
どうしてもそのまま帰れず、ユニバイブへ。ジントニック。
帰って来てから、はもの湯引き、ポテトチップス、日本酒を少し。
浴衣姿で小町通りの裏道を闊歩する男子ふたり。カップルで浴衣はよく見るけれど、男同士とは随分と粋。
もうすぐ夏も終わる。