醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕 旅の終わりと、岩牡蠣

八月三日
風、雨、しみじみ話す、のびのびと飲む、ゆうゆうと読む(六年ぶりたづねきた伯母の家、妹の家だ!)。
*1

旅の多い日々が続いている。ちょうど、「旅する暮らし」というエッセイを書くために、山頭火や西行の本を幾つか図書館から借りていていた。

その本たちも、旅をしているうちに返却期限がすっかり過ぎてしまった(早く返しに行かないとならない)。
ひょっこりとした山頭火の日記を読んでいるうちに、自分の日々もまたこうして記しておきたくなった。

ひとまず、帰って来て岩牡蠣をいただく。牡蠣は、海の味がする。

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*1:種田山頭火「行乞記(四)昭和七年八月」『山頭火 日記(四)』(山頭火文庫 8)春陽堂書店、平成元年十月、p.122