八月三日
風、雨、しみじみ話す、のびのびと飲む、ゆうゆうと読む(六年ぶりたづねきた伯母の家、妹の家だ!)。
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旅の多い日々が続いている。ちょうど、「旅する暮らし」というエッセイを書くために、山頭火や西行の本を幾つか図書館から借りていていた。
その本たちも、旅をしているうちに返却期限がすっかり過ぎてしまった(早く返しに行かないとならない)。
ひょっこりとした山頭火の日記を読んでいるうちに、自分の日々もまたこうして記しておきたくなった。
ひとまず、帰って来て岩牡蠣をいただく。牡蠣は、海の味がする。