醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕14時46分

こんな夢を見た。ARGの合宿で、長野に来ている。湖があるから、たぶん諏訪の辺りなんだろう。新宿からはザッキーとバスでやってきた。
「野原さんたちは20万とか30万だとかで予算のやりくりに苦労しているみたいですけど……」
とザッキーが言う。
「……私はいつも、このくらいの額を扱っているんですよね」
バッグから取り出した銀行の封筒には、200万円分くらいの厚さでお札が入っている。学会で集めたものらしい。枚数を数えるのを手伝う。

長野についてレンタカーを借りた。最近免許を取り直したというザッキーが運転をする。途中で新さんをひろう。
「ザッキー、走ってる車線、反対じゃない?」
「あれー、そうでしたっけ?」
ペーパーのおれが言えることじゃないが、いろいろと不安を感じる。

昼は山田先輩に生涯してもらった鰻屋を予約している。そこで全員と合流予定だ。鰻屋は看板はあるが、見た目は普通の民家である。お寺さんの住居らしい。「お時間になったら、お迎えにあがりますね」と電話で言われていた通り、お婆さんが玄関で待っていた。階段を上ると、一家総出で歓迎してくれる。

「ピアノでも弾いてお待ちくださいませね」
社長と新さんが向かい合わせで演奏を始める。見れば、新さんが叩いているのはパソコンのキーボードである。社長のほうはテンキーだった。腹が減ったが、なかなか鰻は出てこない。

わりと早く起きた。家じゅうを掃除し、洗濯もする。飛び込みで入ってきた、わりと大きめの仕事に取り掛かる。

コバカバでお昼。豚しゃぶ定食。御成のスタバで仕事の続き。途中からジロウもやってきた。

14時46分。特に店の様子は変わらない。いつもの穏やかな、土曜日の昼下がりである。ちょうどその時間になったら、パソコンのバッテリーが落ちた。

オフィスへ移動。土曜日だからか人は少ない。17時くらいからヘタレてきたが、なんとか19時まで作業をする。

ずゐぶん辛抱強く行乞した、飴豆を貰つて食べる、焼芋を貰つて食べる、餅を貰つて食べる、そして酒は。……

[種田山頭火 行乞記 (二)一九三一(昭和六)年]

釈迦で日本酒2合、鯖の塩焼き、イタリアンソーセージのトマト煮。窓際に並んだ3人の男性陣は、何故かみんな黒メガネだった。和服のご婦人が3人。あんまり着慣れていない様子で袖を振る。

ヒグラシに移って、常温1合、自家製豆腐、ポテトサラダ。曹洞宗と、如来と菩薩の話で盛り上がる。

帰宅。トンコツのカップラーメンを食べて寝る。