醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕秋田へ

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チェックアウトをしたら鎌田さんにばったり会った。
紫波を後にして、盛岡へ戻る。駅にはSL銀河が停まっていた。銀河鉄道花輪線に乗り換える。こちらは名前こそ銀河鉄道だが、車両はごく普通のディーゼル車だ。

須賀川市のみなさんと合流。ここから秋田県鹿角市まではおよそ2時間。姫神山を横目に、深い山奥を駆け昇っていく。なるほど、過ぎゆく景色はまさしく銀河まで続いていきそうな、雪深い銀世界だ。

佐世保の道路は悪い、どろ/\してゐる(雨後は)、まるで泥海だ、これも港町の一要素かも知れない。

[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]

鹿角花輪駅に到着。ホルモンをたっぷりのキャベツとともにジンギスカン鍋でいただく。みんなですっかりホルモン臭くなりながら、文化の杜交流館「コモッセ」を視察。

一度ホテルに荷物を置いて、「美ふじ」へ。日本酒によく合いそうな肴が並ぶ。きりたんぽ鍋は女将による実演つきだ。にこやかに料理を運ぶおねえさんたちは、はにかむように笑う秋田美人ばかりだった。

二次会は10人全員でバーへ。広い店をたった一人のマスターが回している。しかし素晴らしい手際の良さ。ホットバタードラムをいただいた。