〔日記〕宮古散策
- 朝からの騷音へ
- 長い橋かゝる
- 山頭火
軽い二日酔い。のんびりと起きてシャワーを浴びる。くになか食堂でお昼。宮古そばと野菜そば、てんぷら。ぷらぷらとパイナガマビーチまで散歩。同宿の兄さん二人も来ていた。
ありんこ文庫の池城さんに会いに、オモプラッタへ。分室が少しずつ宮古じゅうに増えているようだ。
またぷらぷらと散歩。道ばたでよく猫と出逢う。暇そうな猫は挨拶をしてくれる。宮古神社にお参り。宿に戻って少しのんびりとする。
行乞途上、わからずやが多かつたけれど、今日もやつぱり好日。
[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]
女はうるさい、朝から夫婦喧嘩だ、子供もうるさい、朝から泣きわめく、幸にして私は一人だ。……
呑みに出掛ける途中に、市立の図書館をのぞく。市役所そばの平良図書館は、19時まで開館していたが郷土資料は置いていなかった。北分館のほうにまとめて置いてあるのだそうだ。どちらも建物はとても古い。
下里大通りを散策。島で初めて見つけた立ち飲み屋「串カツ錦」に入る。泡盛「琉球王朝」2合、宮古牛のメンチ串、島らっきょうの揚げたの、豚バラ串、冷やしトマト。串入れがシーサーだった。シーサーならぬ、「シーハー」である。
迷ったあげく、大衆居酒屋「なみ吉」へ。本島から出張に来ているというおじさんと仲良くなり、古酒をほぼ一本奢ってもらう。
刺身の盛り合わせ、そーめんちゃんぷるー、海ぶどう、などなど。