醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕夏が来た

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  • ほうたるこい
  • ほうたるこい
  • ふるさとにきた
  • 山頭火

朝方、すごい雨の音。やっぱりすっきりとは起きられない。朝風呂から上がるとすっかりいい天気になっていた。山の向こうに入道雲が浮かぶ。すっかり夏の空だ。起きて来たジロウはやたら元気で、新しい習慣を始めるのだと、なにやら手帳に書き込んでいる。

稲村ガ崎へ。同じ鎌倉市なのに、あまり来ないこの辺りは、遠い田舎のまちに来たように感じさせる。21時頃まで執筆。カエルの声に送られながら江ノ電に乗る。

すべてが夏だ、山の青葉の吐息を見よ、巡査さんも白服になつた、昨日は不如帰を聴き今日は早松茸を見た、百合の花が強い香を放ちながら売られてゐる。
笠の蜘蛛! あゝお前も旅をつゞけてゐるのか!

[>種田山頭火 行乞記 (三) 一九三二(昭和七)年>]

ヒグラシ文庫へ。狙っていた「胡麻だれそうめん」は10人前完売とのこと。鶏のスモークと常温一合。釈迦へ。今日はどこも空いている。日本酒二合とツブ貝、豚軟骨。帰ってすぐにばったりと寝てしまう。