〔日記〕決意
- どこまでも咲いてゐる
- 花の名は知らない
- 山頭火
昨夜、調子に乗って四合呑んだのがよくなかったか、起きると胃がむかむかとする。吐こうとしてもうまく吐けない。今日は大事な話をしなければいけないのに、こんなことで良いのだろうかと思いつつ、よろよろと出社する。
ARGの臨時全体会。人生の新しい挑戦の話を恐る恐るする。とめられることや、暗い話し合いになることを心配していたが、みんな応援モードで安心する。
午前中みっちり会議をして、インドカレーをみなで食べに行く。午後、編集会議をして解散。自宅で執筆の続き。
上々颱風30周年特別BOXが届いていた。いそいそとCDをかける。
20時半頃、呑みに出る。ヒグラシで迎え酒二合、マグロ漬け、トマト。
カルモチンよりアルコール、それが、アルコールよりカルモチンとなりつゝある、喜ぶべきか、悲しむべきか、それはたゞ事実だ、現前どうすることもできない私の転換だ。
[種田山頭火 行乞記 (三) 一九三二(昭和七)年]