醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕龍の棲むまち

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目覚めると喉が痛い。疲労で風邪をひきかけているのだろうか。とりあえず出発を少し遅らせてもらって、ホテルのチェックアウトまでデスクワークをする。

ワークショップの下見に旧天竜市へ。うねる川は本当に龍のようだ。まちの至るところに龍にまつわるものがある。清い水が流れている。この上流は伊那谷につながっているのだなと、遠くに住む友人たちの顔を思い浮かべる。

駅舎と一体になっている蕎麦屋で昼食。

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途中駅で、大阪へ向かう岡本さんと解散。きっぷを買ったら、まだハサミが現役だった。

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浜松市街地に戻り、新幹線で鎌倉に戻る。久しぶりに御成のスタバで仕事。

私は貧乏を礼讃するものではない、しかし私は私の貧乏に感謝しなければなるまい、私は貧乏のおかげで、食物の好き嫌ひがなくなつた、何でもおいしくいたゞくことができるやうになつた、そして貧乏のおかげで今日まで生き存らへることが出来たのである、若し私が貧乏にならなかつたならば、私は酒を飲みたいだけ飲んで、飲みすぎつゞけて、そのために死んでしまつたであらうから。

[種田山頭火 行乞記 (三) 一九三二(昭和七)年]

ヒグラシへ。沖縄で買った「海人」の帽子をかぶって行ったら、「今日は海明ちゃん、小学生みたいだね」とタケさんに言われる。