醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕Twitterでちまちまと小説を書き始める

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  • たそがれる
  • 家のぐるりをめぐる
  • 山頭火

少しずつ、日常が戻ってくる。でもその日常は、もうもとの日常ではなくなっている。日々は同じように過ぎていくように見えて、もう二度とは戻らない。

文章を書く時間が取れないと嘆いていた。でもスマートフォンを見る時間があるのなら、その数分、数秒で書けばいいじゃないか。

Twitterで常に何かをつぶやいていると、文章がすり減る」
「140文字に収まるような文章しか書けなくなる」

そう言われたことを気にして、しばらくTwitterからは離れていたが、それだって何も書かないよりはだいぶいいんじゃないか。タグをつけて、小説のようなものをちまちまと書き始めてみる。

約20日間、毎日書き溜めたものをまとめて、noteに上げた。このやり方で、もう少し長いのも書いていけばいいのだ。もう、ほとんどリハビリのようなものである。

note.mu

午後はインタビューのまとめを一気に書き起こす。なかなか面白い特集になるのではないかと思う。もう少し仕事の量を絞れるといいのだけれど、そうも言っていられないか。

六時のサイレンが鳴つてから起きた、飯を炊き汁を煮る、そして食べてまた寝る、今日も動けさうにない。
孤独よろこぶべし――が、孤独あはれむべし――になつてしまつた。

種田山頭火 其中日記 (一)

ヒグラシへ行く。タローさんが辞めてしまうらしい。自分がヒグラシを辞めたときのことを思い出してしみじみと呑む。常温二合、マグロ、豚バラソース煮。釈迦へ移動して一ノ蔵一合、ボラの白子。コンビニで台湾ラーメンエビアンを買って帰る。22時前に寝てしまう。