醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕だって外は春なのだ

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  • とう/\寝られなかつた
  • 鼠の執着
  • 山頭火

ちょっと二日酔い。
シャワーの後にサッポロ一番の塩ラーメンを作って食べる。
早く起きたジロウがうらやましがって、隣でペヤングやきそば野菜炒め風を作って食べている。

ペヤング ピリ辛野菜炒め風 やきそば 118g×18個

ペヤング ピリ辛野菜炒め風 やきそば 118g×18個

一時間だけ書き物。
桜が気になっている。今日あたり満開なんじゃないだろうか。

仕事の続きをやろうにも、あまり気合いが入らない。
だって外は春なのだ。

ナマケモノといふ動物を思ひ出さずにはゐられないほど、此頃はなまけてゐる、どうもグウタラから抜けきれない。
味噌漬をかぢりながら湯ばかり飲んでゐる。
少しばかり三八九仕事。

種田山頭火 其中日記 (三)

資料が重すぎて持って出掛ける気にもならない。
ミロコマチコの鞄だけ持って、ジロウと一緒に家を出る。

竹扇へ。
蕎麦屋だけど、蕎麦が売り切れてしまったんだそうだ。日曜日だ。
細いうどんだけは残っているのだと言う。
おれは胡麻だれ、ジロウは山かけ。
冷たい山かけ、生玉子が入っていて美味しそうだった。

桜を見に散歩。
人通りを避けて住宅街を歩く。
お屋敷の庭に咲いている桜を愛でる。

気がついたら八幡様まで来ていた。
桜道まで行こうかと思ったけれど、ジロウの出勤の時間なので引き返す。

花見気分でヒグラシへ。常温三合、塩豚、蒸し鶏
ついつい話し込んでしまい、長居する。
トマ酎二杯。

とても、カラオケに行きたい気持ちになる。
誰かを誘おうかと思ったけれど、そこまで言い出せず、おとなしく帰る。
お茶漬けをかっこんで寝る。