醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

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仕事とは、他人を喜ばせて対価をもらうこと……ではない!

 
 野原 海明 はてなブログPro    

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うつになって仕事ができなくなってから、「仕事」というもののすべてが恐ろしくてたまらなくなった。
そこに付随する責任、否応なしに差し迫る〆切。

それでも、生きていくためには「仕事」をしなきゃいけないんだと思っていた。

なんのため?

生活費を稼ぐため


働かなくても充分食べていけるだけのお金がいつもあるとしたら?

それなら当然働かないよ。



そこまで自問自答して気づく。

私にとって「仕事」は、「やらなくてはいけない嫌なこと」になっていた。


子どもの頃に訊かれた将来の夢。
目を輝かせてなりたい「職業」の名前を言った。
お花屋さん、ケーキ屋さん、おまわりさん、学校の先生、スポーツ選手……。

「仕事」はお金を稼ぐ手段ではなく、自分がなりたい姿だった。


いつから仕事は「生活費を稼ぐため」の手段になってしまったのだろうか?

「夢だけを追っていたら食っていけないから」と仕事を選ぶ。


仕事とは、「自分が得意なこと」「誰かの代わりにやってあげられること」「他人に喜ばれることで対価をもらうこと」だと思っていた。
そして、汗を流して、辛い思いをするからこそ、お金がもらえるのだと思っていた。


大きな時代の変化の中で、ルールが変わろうとしている。

生活のために、不安のために、自分を捧げてはいけない


仕事とは、「自分を活かすこと」だ。
自分がやりたくて仕方ない、楽しくて仕方ないことをすることで、他の人たちを、世界を楽しませることだ。


今はそんなふうに考えている。