〔日記〕毎日書く姿勢を取ろうと思う
- たれかこいこい
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- 山頭火
晴、草取デー。
種田山頭火 行乞記 北九州行乞
樹明来、酒と肴とをおごつてくれた。
ほとんど徹夜して身辺を整理した、気分がさつぱりした。
陰暦皐月二日。
昨日の腹が立つことのいろいろを思い出して朝から憤慨する。
どんなかたちでもいい、とにかく毎日小説を書く姿勢を取ろう、と思う。
宇野千代の『行動することが生きることである』を読み返す。
ものを書こうとするときには、誰でも机の前に坐る。書こうと思うときだけに坐るのではなく、書こうとは思っていないときにでも坐る。この机の前に坐るということが、小説を書くことの基本です。毎日、または一日の中に幾度でも、ちょっとでも暇のあるときに坐ると言うのではなく、毎日坐るのである。
坐る、と言う姿勢が、あなたを規制します。不思議なことですが、ほんとうです。あなたは坐ったら、何をしますか。どうしても、何か書くしかないでしょう。この、毎日坐ると言うことが、小説を書くことの基本です。机を前にしたら、どうしても書かなければならない。では、何を書くか。
何を書くかは、あなたが決定します。しかし、間違っても、巧いことを書いてやろう、とか、これまでに、誰も書かなかった、新しいことを書いてやろう、とか、決して思ってはなりません。日本語で許された最小限度の単純な言葉をもって、いま、机の前に坐っている瞬間に、あなたの眼に見えたこと、あなたの耳に聞こえたこと、あなたの心に浮かんだことを書くのです。「雨が降っていた」、「私は腹を立てていた」、「また、隣りの娘が泣いている」と言う風に、一字一句正確に、出来るだけ単純に書くのです。あやふやな書き方をして、それで効果を出そうなぞと、そんなことは、決して考えてはなりません。素直に、単純に、そのままを書くと言うことが、第一段階の練習であり、やがて、大きなものの書ける基本です。*1
行動することが生きることである―生き方についての343の知恵 (集英社文庫)
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ちょっと長い一節だけど、お守りのようにして胸に刻む。
今日はマンションの断水だ。貯水槽を掃除するらしい。
踊り場に、大家さんが差し入れた大量の水のペットボトルが置いてあった。
すみだ北斎美術館で、2018年6月26日(火)から「ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL × HOKUSAI」が開催される。その中のイベントで、なんと「白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 」とますむらさんが共演されるというのだ。
今か今かと待ちわびていた予約情報が解禁となる。予約できた。うれしい。
ブログで日記を書いてから、気持ちよい小雨のなか、早めに家を出る。
J.S. STEAK STANDでサーロインステーキ。
生肉Tシャツを着てステーキ屋に入るのは、ちょっと恥ずかしかった。
パーカーのジッパーをジジーっと上げる。
ぷらぷらと御成スタバへ向かう。
途中、スイカ柄の傘をすれ違った奥様方にうらやましがられる。
昔書いた小説を、g.o.a.t に流し込んでみる。
燃え尽きてヒグラシへ。
冷酒二合、マグロ中落ち、ケイジャンチキン。
スーパーでチキンステーキとワインを買って帰る。
『阿・吽』をもう一度1巻から読み返す。
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