醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

その仕事はなんのためにしているの?〔アメブロ〕

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大学を卒業して図書館司書になった。
図書館の窓口業務や配架業務を委託請負している会社の契約社員という立場になる。
定められた仕様書の範囲内のルーティンワークだ。

小中高と万年図書委員だったから、今までやってきた好きなことでお金がもらえるというのはありがたいことだった。
でも、非正規雇用司書の仕事には発展が無い。
業績を上げても、給料が上がることはほとんど無い。

最終的には業務委託の現場リーダーになった。
1,000円を切るような時給で働く非正規図書館司書が多い中、月給で手取りが20万円を超えるのは破格の待遇だった。

でも、「もうしわけないけれど、これ以上の昇給は約束できないんだ」と営業担当の正社員に言われたとき、図書館の仕事にかける熱意がジュワッと鎮火してしまったのを感じてしまった。


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