〔日記〕両極端の世界を見た
明けてゆく海の色はうつくしかつた。
種田山頭火 行乞記 仙崎
六時出発、深川町を行乞しはじめたら大夕立がきた、そして地雨らしく降りつゞける、馴染の川本屋へとびこむ、こゝの主人公――押入聟さん――は私の放浪時代に度々同宿して打解けた飲友達だ、久振に一杯やらうといふので一升買つた、酔うて唄うて踊つて――誰も彼もいつしよになつて――近来の大散財なり。
文月二日、晴れ。
自分だけの専門分野を持つ?
たとえば、内沼晋太郎の「本」のように。
たとえば、吉田類の「酒場」のように。
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それが自分にとっては「図書館」や「公共施設」「公共サービス」「コミュニティ」だと思っていたけれど、どうやら違ったみたいだ。
それらの最先端と思われるところに触れ続け、日本全国を回ってみたりはしたけれど、あんなにどっぷり浸かっていたはずなのに関心が持てなかった。
その分野を勉強し続けたいという欲が湧いてこないのだ。
公共と、まつろわぬ民。
両極端の世界を見た。
どちらもどちらのことを理解していなかった。
じゃあ、おれは理解しているのか?
いや、おれはそういう意味じゃ、やっぱり自分のことしか関心が持てないのだ。
過去の自分を救うようにしか、他人には手を差し伸べられない。
でも、それでいいんじゃないかと思っている。
ややのんびり起きる。
夜半にものすごい雨が降ったらしい。
河がアマゾンみたいになっている。
のんびりと風呂に入り、飯を炊く。
起きるのが遅めだったので、散歩には出ない。
溜まっていた日記をまとめて更新する。
事務仕事を近くで他の人がやっていると、「あー、もうっ!」と手を出したくなってしまう。悪いクセである。
— 野原 海明 (@mianohara) August 12, 2018
そうやって何でも手を出して、何でも抱え込むからウツになるのだ。
〔日記〕それがその人のやり方 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara) https://t.co/SFwW3QYYUY
そうか、もう組織の中の一員として、小さく背中を丸めていなくてもいいんだ。
— 野原 海明 (@mianohara) August 12, 2018
エラそうで生意気でいていいんだ。
憧れていた人たちと、一人の人間として友達になっていいんだ。
〔日記〕エラそうで生意気で - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara) https://t.co/Gv4ChHP0Cv
ひさしぶりに『南極料理人』を観る。
— 野原 海明 (@mianohara) August 12, 2018
オジサンたちしか出てこないところが素晴らしくいい。
〔日記〕オジサンたちしか出てこない - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara) https://t.co/8WhV8N3XWP
小説を書く。
大学を卒業してから、同性の友達ができなくなった。それは、坂井とばかり会っていたからではあるけれど、それだけじゃないと思う。例えば、懐かしい男友達から連絡があれば、すぐさま東京にまでも出掛けて行くのだから。
— 野原 海明 (@mianohara) August 12, 2018
白濁(二十二) - 終わらない夏 - g.o.a.t https://t.co/6p5qZJb66I
ジロウが風呂に入っている間に坐禅をする。
ぷらぷらと御成スタバへ。
執筆を頼まれている記事の資料集め。
UQ WiMAX がすごく遅い。
18年前に高校で使っていたインターネットを思い出した。
スタバのWi-Fiと干渉し合っているのだろうか?
それとも、もうそろそろ乗り換え時か……。
資料がそろったので切り上げる。
ヒグラシへ。冷酒2合、まかない刺身、鶏ナンコツ、まかないサワー。
帰ってきてから、残り物のご飯をねこまんまにしていただく。
結果、お腹が苦しくて眠れない。
仕方がないので、『MUJIN 無尽』をひたすら読む。
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