醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕用が終わるとともにやむ

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からりと晴れてゐる、身心もさつぱりしてゐる、今日は昨日の分まで行乞しなければならない。

種田山頭火 行乞記 仙崎


文月三日、晴れのち曇り、ゲリラ雷雨

メンターや師匠に恵まれている人生である。
願わくはこれからの人生は、タテのつながりでなく、ヨコのつながりが広がりますように。

やや早起き。アビヤンガしてのんびり入浴。
湯船で『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の2巻を読む。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。(2)

ずっとやりたかったことを、やりなさい。(2)

ジロウがわりと早く起きてくる。
米を炊いて食う。

「親がいなくなった最初の誕生日ほど哀しいものはないね」
と、ジロウがぼそりと言う。

経理して、日記を書き、

小説を書く。


依頼されている原稿の続き。
資料がそろったので、後は文章を整えるだけ。


印鑑証明を取るジロウに付き合って家を出る。
まだ15時だというのにすごく暗い。
分厚い雲がもりもりと湧き上がっていく。
世紀末のようだ。

市役所に着くと同時にぱらぱらと雨は降り始め、用が終わるとともにやんだ。

御成スタバで原稿の続き。
ノートの切り替え作業、メールチェック。

買い物をしながら帰る。
レッドホットチキン、ワイン、炭酸水。

ジェネラル・ルージュの凱旋』を観る。

図らずも、堺雅人ばっかり観ている気がする。
いい目つきをするなぁ。