〔日記〕2018年秋のスターバックスアニーバーサリーブレンドは、サイレン(人魚)のデザインだ
- 岩ばしる水をわたれば
- 観世音立たせたまふ
- 山頭火
早起して散歩した、同室者の人間臭にたへなかつたからである、人間の姿よりも山の姿がよろしい。
種田山頭火 行乞記 大田から下関
文月廿一日、晴れ。
イベントの裏方仕事をしていて、「ちょっとペン貸して」と言われてそのまま返ってこないのはよくあることなので、いつも持ち歩くペンは安物にしていた。
もう、貸してとは言われなくなったのだから、好きなペンを持っていていいのだなと気づく。
なかなか起きられない。
10時過ぎに目覚めて風呂に入る。アビヤンガ。
日記を書いて、
ヨウシュヤマゴボウがたわわに実っていた。
— 野原 海明 (@mianohara) August 31, 2018
子供の頃、「洋酒ヤマゴボウ」なんだと思っていたけれど、そんなわけはなく「洋種ヤマゴボウ」なのだ。
そして有毒である。
〔日記〕「洋酒ヤマゴボウ」なんだと思っていた - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明 https://t.co/JOgWvDM6MH
慌てて出掛ける。
週末の月末。税金もろもろ払わねばなるまい。
御成スタバへ。
最初に手に入れたスタバのカードは、横浜赤レンガ街の限定デザインだった。
横浜の事務所に通うのが嬉しくて、その柄にしたのだ。
でも、もうそろそろ違うものが欲しいと思っていた。
2018年秋のアニーバーサリーブレンドは、サイレン(人魚)のデザインだ。
合わせて作られた新しいカードのデザインを人目見て、即決する。
青、金。海、鱗。透明、キラキラ。
それはすべて、今の私を表しているもの。
カードには人魚の顔が出ていないのが、また良いと思う。
青い人魚、セイレーン。
この春、とうとう出演できなかった水族館劇場の演目を思い出させる。
ああ、おれ、海の妖怪を演じたかったなぁ。
小説を書く。
高橋修二からは、あれから一度も連絡はなかった。私からもメッセージをすることはない。ときどき、平凡な投稿がFacebookのタイムラインに流れてくる。ラーメンを食べただとか、娘を連れて海に行っただとか。
— 野原 海明 (@mianohara) August 31, 2018
白濁(二十五) - 終わらない夏 - g.o.a.t https://t.co/NxTt9WPzoL
藤本さきこの『お金の神様に可愛がられる「人づき合い」の魔法』を買って読む。
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オッサンじみた酒場が恋しくなって、天昇に行く。
冷酒三合、ネギトロ、モモ、ハツ、皮、トマト、谷中生姜。
呑み仲間に小説を褒められる。
帰ってから、十六穀米を松茸風味の茶漬けにしていただいた。
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