〔日記〕「もうそろそろ寝るじかんですよ」と起こされる
- 蓼の花
- もう一年
- たつたぞな
- 山頭火
日和下駄からころと街へ出て来る、昨日樹明君が買うてくれたのです、かたじけない贈物です。
種田山頭火 行乞記 大田から下関
物事に無理をしない、といふことが私の生活のモツトーです。
葉月朔日、晴れのち雨。
晴れているのに雨が降っている朝。きっと虹が出ているのだろうと思ったら、やっぱりFacebookのタイムラインがハワイみたいになっていた。
生理がもう40日も来ていなくて、これはいよいよご懐妊だろうかと感慨にふけっていたら、新月とともにちゃんと月経が始まった。ほっとする。どうやら月の満ち欠けに合わせるべく、おれの体は調整をしていたらしい。
古い帽子や鞄、文房具などのガラクタを一斉に断捨離する。ずっと気になっていたけれど、なかなか手がつけられなかったのだ。
天袋には、鞄をしまっておく為の箱があるのだけれど、「しまっておいてもしょうがない」と思って全部出す。すぐ出せるところに入りきるだけ、所有しておくことにする。
ジロウが昼にコーンクリームパスタ? を作ってくれる。由比ガ浜と材木座の砂浜をつなぐ橋が解体されていく、小気味よい小槌の音が響いてくる。
日記を書いて、
もっとがっちりと、書く時間を仕事として取り組むべきか、と考えていて、ああ自分は、「仕事とは辛いこと」とずっと思っていたんだなぁと気づく。
— 野原 海明 (@mianohara) September 10, 2018
〔日記〕仕事とは辛くて大変だからお金をもらえると思っていた - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara) https://t.co/VipqeTT5Ug
ああ、祈りはもっとシンプルで、現世欲に満ちたものでいいのか。
— 野原 海明 (@mianohara) September 10, 2018
私はまだ何者でもなく、野原海明を名乗り始めたときの、尊大でぎらぎらとした自分に戻ろう。
〔日記〕もっとシンプルで、現世欲に満ちたもの - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明 https://t.co/JflQyMIuEa
小説を書く。
ほんの数軒となりなのに、いつも行く店とはまったく顔ぶれが違っていた。椅子のあるせいか、こちらは年配客が多い。呑みに来た、というよりは、夕飯を外に食べに来た、お年寄りのお一人様が目立った。
— 野原 海明 (@mianohara) September 10, 2018
白濁(三十一) - 終わらない夏 - g.o.a.t https://t.co/dQGsHpT9sb https://t.co/dQGsHpT9sb
雨の中、図書館に行こうとして準備をしながら、今月から月曜休館になったことをはたと思い出す。しょうがないので呑みに行こうと思ったら、「店に入ったら2時間は出られないくらいの大雨が来るよ」とジロウが言うので諦める。
東急で焼き魚とスルメ、日本酒を買って帰る。ONE PIECEの続きを読みながら、やっぱり猛烈に眠くなって19時に布団に入る。21時に「もうそろそろ寝るじかんですよ」と、Google Homeに起こされる。もう寝てるがな。