〔日記〕嫌なら辞めろ、恐いなら進め。

• 投げ与へられた
• 一銭のひかりだ
• 山頭火

藷焼酎のたゝりで出かけたくないのを無理に草鞋を穿く、何といふウソの生活だ、こんなウソをくりかへすために行乞してゐるのか、行乞してゐて、この程度のウソからさへ脱離しえないのか。

種田山頭火 行乞記 （一）

葉月十五日、晴れ。

やってみたいけれど、恐くて始められないことが幾つかある。始めてしまえば何もかもがガラリと変わってしまうから恐れているのだ。

変わりたくて髪を切り、変わるのが恐くて怯えている。人は、自分が今いる場所が居心地の悪い場所であったとしても、そこから出て行くのを恐れる生き物だ。嫌なら辞めろ、恐いなら進め。

今日は徹底的にだらだらとすることに決める。

心理ゲームとミクシィバトンを掛け合わせたようなおまじないに目がとまった。面白いのでやってみた。

だまされたと思ってやってみるがいいよ。

絶対に先を読んじゃいけない「あなたの願いが叶うおまじない」 | 野原海明の裏オフィシャルブログ「夜明けの航海日誌」 https://t.co/2t28MjjeRR

— 野原 海明 (@mianohara) September 24, 2018

出勤するジロウと一緒に家を出て、東急で解散する。本屋で探していた本を見つける。

人生を変える髪の魔法

『人生を変える髪の魔法』を読もうと思っていて、間違ってKindleで『なぜか美人に見える人は髪が違う』を買ってしまったのだ。

なぜか美人に見える人は髪が違う ~髪が変わると顔も変わる。~

結果として、両者の考えを読み比べられて良かった。納得いくほうの考えを取り入れていけばいい。

焼き鳥を買う。手羽中を買おうとしたら、
「生のが混ざってたから、今ひいたところなのよ」
とレジのおばさまに言われる。恐ろしや。

帰って、『無尽』を1巻から読み直しながら呑む。

MUJIN -無尽- 1巻 (ヤングキングコミックス)

まんまるな月が昇ってきた。満月は明日らしいが、今日は中秋の名月だ。カーテンの隙間からのぞく月を眺めながら、布団で『サーカスナイト』を読んで寝る。

サーカスナイト (幻冬舎文庫)