〔日記〕宝物だったものたち
この町の名物、大盛うどんを食べる、普通の蕎麦茶碗に一杯盛つてたつた五銭、お代りするのはよつぽど大きな胃の腑だ、味は悪くもなければ良くもない、とにかく安い、質と量とそして値段と共に断然他を圧してゐる、いつも大入だ。
種田山頭火 行乞記 (一)
葉月十八日、曇りのち晴れ。とても寒い。
ずっと前になくして、その存在も忘れていた宝物が、駅の拾得物連絡所に届いているという知らせを受ける、という夢を見た。
楕円形の青いガラス玉、ビーズ。何にもつかえないガラクタ。ジロウに買ってあげた変なTシャツ。他人から見たらゴミみたいなものかもしれないけれど、確かに私にとっては宝物だったものたち。
途中まで書いていた日記をアップする。
ウンナナクールで下着を買い、欲しいと思っていたちょっとぶかぶかしたジーンズを買う。ジーパンを穿くのも10年ぶり、もしかしたらそれよりもっと久しぶりかもしれない。
— 野原 海明 (@mianohara) September 27, 2018
〔日記〕ジーパンも10年ぶりかもしれない - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara) https://t.co/V96ubqbLKZ
jijicoに行ったら定休日だった。その隣のHANG-GUに行く。サムゲタンのセット。ジロウは牛すじチゲ鍋のセット。どちらも大変美味しかった。今度は夜にも行ってみよう。
満腹で横須賀へ向かう。法務局で書類をもらい、横須賀中央駅までぶらぶら歩く。久里浜で実家の片付けをして、また横須賀中央に戻る。
文具のかわしまをひやかしてから銀次へ。熱燗、サンマ刺身、湯豆腐半丁、アジ刺身、串カツ。
鎌倉へ戻って釈迦へ。買い物しながら帰る。