醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕某マンガと同じタイトルになるのを避けて

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  • 死ぬるばかりの
  • 蝗を草へ放つ
  • 山頭火

今夜同宿の行商人は苦労人だ、話にソツがなくてウルホヒがある、ホントウの苦労人はいゝ。

種田山頭火 行乞記 (一)


葉月十九日、晴れ。今日は暑いくらい。

フリクションのボールペン、1.0mmも販売されたのか。太字が好きなのだ。今度買ってみよう。

できることなら、0.7mm以上の太さで4色ボールペン(3色でも可)があると嬉しいのだが……。インクの軸が太すぎて、多色ボールペンにはできないのだろうか?


ゴミ出しになんとか間に合ってほっとする。昼は、ジロウが謎の炒め物をつくってくれた。まさにチャンプルー(ごちゃまぜ)な感じで。

日記を書く。


小説を書く。


銀行へ行く。電気代とガス代と、国民健康保険料の振り込み。

東急へ行く。押し入れ用のハンガーラックを探しているのだけど、在庫なし。通販で買うことにする。

ダイソーにカーテンクリップが売っていた。布を挟むだけで、カーテンレールに取り付けられるやつだ。

図書館に寄った後に一度家へ戻り、風呂場と洗濯機の前のカーテンレールに、ガネーシャ柄の布を取り付ける。

図書館には待望の『巨人たちの星』が予約取り置きできていた。それにしても、野球を思わせる書名である。某マンガと同じタイトルになるのを避けて「巨人たち」としたのだろうか?

巨人たちの星 (創元SF文庫)

巨人たちの星 (創元SF文庫)


洗濯と掃除を済ませて再び買い物に出かける。焼き魚と日本酒。映画を観ながらいただく。シラス奴、鮭の中骨缶とほうれん草、お茶漬け。

映画は『凶悪』と『そして父になる』。

凶悪

凶悪

そして父になる

そして父になる

なんにも考えないで見始めたが、『凶悪』は今ちまたを騒がせている「新潮45」の編集部が舞台なのだった。リリーフランキーの狂気に満ちた演技が素晴らしかった。喜びながら危害を加えるドSっぷり、そしてしらけた眼。

それで、リリーフランキーのイメージを変えてから寝ようと思って『そして父になる』を合わせて観たのだった。『凶悪』でヤクザを演じていたピエール瀧が、こちらにもチラッと登場していた。

『巨人たちの星』を読み始めながら寝落ち。