醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕少年みたいに

 
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酒のうまさを知ることは幸福でもあり不幸でもある、いはゞ不幸な幸福であらうか、『不幸にして酒の趣味を解し……』といふやうな文章を読んだことはないか知ら、酒飲みと酒好きとは別物だが、酒好きの多くは酒飲みだ、一合は一合の不幸、一升は一升の不幸、一杯二杯三杯で陶然として自然人生に同化するのが幸福だ(こゝでまた若山牧水葛西善蔵、そして放哉坊を思ひ出さずにはゐられない、酔うてニコ/\するのが本当だ、酔うて乱れるのは無理な酒を飲むからである)。

種田山頭火 行乞記 (一)


葉月廿二日、晴れ。台風は過ぎたが風はまだ強い。

短い髪がだいぶ馴染んできた。福西くんのすすめでもみ上げ? を長めに残してもらったけれど、やっぱりもう少し短くても良かったかな、と思う。少年みたいに。

日記を書いて、



小説も書く。


新しい財布を持って銭洗弁天へ挨拶へ行く。平日でなおかつまだ台風の影響で電車がとまっているけれど、参拝者はちらほら。簡易神棚的な鳥居と、銀の鈴を買う。

佐助稲荷も行こうかと思って近道を通ったけれど、日が傾いてきたので今日はやめにする。もやい工藝をのぞいたけれど、ぴんとくるものがなく、何も買わずに出る。

体が重い。お茶を飲む気にはなれず、かといってこのまま帰るのもつまらない。ひとまず島森書店でカラフルな0.7mmのフリクションを買い込み、ヒグラシへ。

今日はまゆちゃん。冷酒二合、マグロ中落ち。

一度家に帰って洗濯物を片づける。結婚パーティーに行っていたジロウが友達と帰って来たので一緒に呑みに出掛ける。とのやま、ヒグラシ、チャンプルーとめぐる。