〔日記〕「ねこめし屋」のアプリにはまる
- けふも濡れて
- 知らない道を行く
- 山頭火
私の行乞のあさましさを感じた、感ぜざるをえなかつた、それは今日、宮ノ浦で米一升五合あまり金十銭ばかり戴いたので、それだけでもう今日泊つて食べるには十分である、それだのに私はさらに鵜戸を行乞して米と銭を戴いた、それは酒が飲みたいからである、煙草が吸ひたいからである、報謝がそのまゝアルコールとなりニコチンとなることは何とあさましいではないか!
種田山頭火 行乞記 (一)
葉月廿三日、晴れ。
カラフルなペンでノートを書いてみる。
iPadのペンは魔法のペンだ。一本でいろんな色を、いろんな質感で書ける。それでもまた紙のノートに戻ったのは、思い立ったときにパラパラとページがめくれるのが便利だからだ。あと、やっぱり紙とインクのこすれる感触が好きだ。
二日酔いでぐだぐだ寝ている。ぐだぐだしているうちに、「ねこめし屋」のアプリにはまる。
ゲームとしては単純操作だけど、キャラクターと物語が面白くて、次の物語が解放されるまでついついやりこんでしまう。4人目のバイト、悟り世代のサトルくんのところまでたどりついた。
おんなじ様な単純なゲームがやりたくて、「みどりのほし」もダウンロードする。
なんか癒やされる。ストレス解消になりそうな気がする。
10時過ぎにジロウがそーめんチャンプルーを作ってくれる。14時過ぎに起き出して風呂に入る。腹が減って、またカップラーメンを食べる。
日記を途中まで書きかけて出かける。由比ガ浜通りを散歩して、たらば書房をひやかす。焼き鳥中毒的に焼き鳥が食べたくなり、ひら乃に行くものの満席。あさつきへ。日本酒、牡蠣、鮟鱇。釈迦へ。日本酒、秋鮭、蒸し鶏。