醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕公式サイトをリニューアルする

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夕べ、一杯機嫌で海辺を散歩する、やつぱり寂しい、寂しいのが本当だらう。
行乞してゐる私に向つて、若い巡査曰く、托鉢なら托鉢のやうに正々堂々とやりたまへ、私は思ふ、これでずゐぶん正々堂々と行乞してゐるのだが。

種田山頭火 行乞記 (一)


長月三日、曇りのち晴れ。

巨大な鯨のような生き物と泳ぐ夢を見た。鯨ベーコンのような、人工的な赤と白の色をしていた。岬の突端の宿にバスで向かう。夜のバス停は三崎を思い起こさせたが、ここはどうやら半島の西に向かって突き出しているようだ。真鶴に近いイメージだろうか?


5時頃起きる。今日も坐禅をして脚がしびれる。牛乳で軽く朝食を取り、散歩に出かける。今日は波がほとんどなくて、サーファーも皆無。みな、出かける前に波情報を確認しているのだな。人が少ないのをいいことに、プロフィール写真を自撮りする。

光明寺は、もうすぐお十夜だけれど山門が工事中だった。写真を撮っていたら「みあちゃん」と後ろから呼ばれた気がした。振り向くと、大正ロマン的な着物を着たねえさんが和傘を持ってやっぱりこちらに振り返っていた。軽く会釈をする。

日記を書いて、


小説を書く。


自分の公式サイトをリニューアルする。そのままポートフォリオとして、A4の紙に印刷もできるように。


あわせて、Amazonの著者ページも編集する。

www.amazon.co.jp


夕方、ジロウと出かける。信金に寄ってから山本餃子へ。クボジュンこと久保田潤画伯の絵を受け取るのだ。紹興酒2杯、焼き餃子、煮鶏。

なみにのる

なみにのる


ふたたび筍へ。菊正宗、とうがらし梅酒。サーモンの塩麹づけ、鶏ねぎきじ焼、たぬき奴。釈迦へ。一ノ蔵、ローストビーフ、豆腐麺の担々麺。