〔日記〕乱入して久しぶりに歌う
- 蔦を這はせて
- さりげなく
- 生きてゐるか
- 山頭火
因果歴然、歩きたうないが歩かなければならない、昨夜、飲み余したビールを持ち帰つてゐたので、まづそれを飲む、その勢で草鞋を穿く、昨日の自分を忘れるために、今日の糧を頂戴するために、そして妻局留置の郵便物を受取るために(酒のうまいやうに、友のたよりはなつかしい)。
種田山頭火 行乞記 (一)
長月十一日、曇り。
新しく出る防水のKindle Paperwhite、欲しいなぁ。ずっと風呂で読みたいと思っていたんだ。でも、普通の端末に防水カバーにつける気にはなれなかったのだ。
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なかなか起きられず、9時頃から活動を開始する。昨日はキャラウェイでビーフカレーを食べたが、もっとゴロゴロとした牛肉を煮込んだものが食べたくて仕方ない。ミルクホールへ行ってビーフストロガノフを頼んでみる。でもこれもまた、欲していたものとは別物だった。
平日の空いた店内には、修学旅行の黄色い帽子をかぶった小学生たちが来ていた。修学旅行生を見る度に、おれはもう団体行動なんてしなくていいんだ、とほっとする。それにしても、小学生が鎌倉で自由行動して、外でお昼を食べるのは大変なんじゃないか。鎌倉のランチは平気で2,000円くらいするのだ。少年たちはは財布をのぞき込んで、「足りるかなぁ、食い逃げにならないかなぁ」と不安げな顔をしていた。
御成スタバへ。日記を書く。
夢の中の町は崖が多いところだ。断崖絶壁に石段がひかれ、そこだけ歩きやすくしてある。あとは斜面に鬱蒼と草が覆い茂っているのだ。
— 野原海明/小説家 (@mianohara) October 19, 2018
〔日記〕夢の中の町 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara) https://t.co/4ljwgStCXt
頼まれていた原稿を書く。あとはもうひと晩寝かせて、推敲をして完成だ。思っていたよりスムーズに進んだので小説も書く。
「結衣ちゃん、ほんとうにタケシさんと付き合ってるんだね」
— 野原海明/小説家 (@mianohara) October 19, 2018
カウンターで隣合わせたアカリさんが、煙草をくゆらせながら言った。いつものように夏の雪を呑んでいた。
白濁(五十二) - 終わらない夏 @mianohara - g.o.a.t https://t.co/iq7DauLwzt
それでもまだ日は高い。大船へ出掛けてみることにする。大船ルミネの書店、アニールで石井ゆかりの来年のダイアリーを手に取ってみる。
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いまいちピンとこない。やっぱり今年も、占い部分だけ抜粋したKindle版が出るのを待とう。
鎌倉へ戻って、ヒグラシへ。冷酒三合、秋鮭の柚庵焼き。隣の人のお裾分けを次から次へともらう。
RAMへ。井上としのり氏のライブ。乱入して久しぶりに歌う。
生ビール、ブルドッグ。ほろ酔いで帰る。ジロウの買い置きのカップうどんに、お手製の梅干しを入れて食べる。夜中、気持ち悪くなって目が覚める。