白濁(五十七)
店を出て、恐る恐る周りを見渡す。
当然、坂井の姿は無い。
ほっとするのと同時に、胸が詰まる。胸が詰まるのと同時に、なんとも言えない解放感がある。
よくもまあ、今までずるずると続けてこられたのだろう。吸ったことはないけれど、煙草みたいなものなんだろうか。格好つけてふかしてみる。初めのうちはゴホゴホとむせる。むせなくなったころ、もう既に中毒になっている。
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店を出て、恐る恐る周りを見渡す。
当然、坂井の姿は無い。
ほっとするのと同時に、胸が詰まる。胸が詰まるのと同時に、なんとも言えない解放感がある。
よくもまあ、今までずるずると続けてこられたのだろう。吸ったことはないけれど、煙草みたいなものなんだろうか。格好つけてふかしてみる。初めのうちはゴホゴホとむせる。むせなくなったころ、もう既に中毒になっている。
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