〔日記〕罪悪感がなくていい

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• 山頭火

Ｇさんに、――我々は時々『空』になる必要がありますね、句は空なり、句不異空といつてはどうです、お互にあまり考へないで、もつと、愚になる、といふよりも本来の愚にかへる必要がありますね。

種田山頭火 行乞記 （一）

長月廿四日、下弦の月。晴れ。

逆行している金星が今日から天秤座へ戻る。その前に金星が天秤座にいた、8月7日から9月9日のことを振り返ってみる。天秤座は蟹座から見て4室。帰る場所や居場所を表すハウスだ。

布団でごろごろとのんびりして、昼頃起きる。衣替えをした。

夏に買ったワンピースを、タートルネックのカットソーの上に着てみる。いい感じではないか。

15時頃家を出る。竹扇へ。まつもと純米のぬる燗、天青の常温。だし巻き卵、きのこのてんぷら、かしわそば。まだ15時過ぎだというのに空は夕方っぽくて、酒を呑むのには罪悪感がなくていい。

たらば書房へ。『ビットコインはチグリス川を漂う』を買う。

ビットコインはチグリス川を漂う――マネーテクノロジーの未来史

島森書店へ。ノートを買う。若宮大路と小町通りを散歩して腹ごなしをし、筍へ。土佐鶴、タラコの粕漬け。

家に帰って『大奥』をまた読み返す。

大奥 1 (ジェッツコミックス)