醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕原マスミのライブを聴きに長谷のてぬぐいカフェ一花屋へ行く

f:id:mia-nohara:20181222153845j:plain

  • 枯草あたゝかう
  • 幸福な二人で
  • 山頭火

途中一杯二杯三杯、宿で御飯を食べて寝床まで敷いたが、とても睡れさうもないし、引越の時の事もあるので、電車でまた熊本へ舞ひ戻る、そして彼女を驚かした、彼女もさすがに――私は私の思惑によつて、今日まで逢はなかつたが――なつかしさうに、同時に用心ぶかく、いろ/\の事を話した、私も労れと酔ひとのために、とう/\そこへ寝込んでしまつた、たゞ寝込んでしまつたゞけだけれど、見つともないことだつた、少くとも私としては恥ざらしだつた。

種田山頭火 行乞記 (一)


霜月十五日、晴れ。

日々を変えるのは小さな習慣の積み重ねだ。そしてその習慣は、あっけないくらい簡単にできるものにするのがコツである。

小さな習慣

小さな習慣

めっきり朝早く起きられなくなって来たので、早起きを習慣にできるような仕組みを考える。無理やり目覚まし時計で起きるのは、朝からイヤな気分になるのでやらない。早く起きるには、早く寝ること。早く寝るには、私の場合「早く呑み終わること」がカギとなる。

9時頃起きる。「Googleがウェブサイトをできる限り踏ませないように進化している今、ブロガーにできることは何か」を読んで、『Google AdSense マネタイズの教科書』に関心を持つ。

oreno-yuigon.hatenablog.com

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

  • 作者: のんくら(早川修),a-ki,石田健介,染谷昌利
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2018/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

あいにくKindle版は出ていないようだ。今日、書店に立ち寄って探してみよう。

風呂で『1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる』を読み始める。『スマホメモ』をもっと活用させる方法を探りたくなったのだ。

1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる

1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる

スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術

スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術

『メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術』も読む。こういった仕事術本を女性が書いているのは珍しいと思いながら。

昼は勝烈庵のロースカツ定食。ジロウはカキフライ定食。ロースとカキフライをひとつずつ交換する。

御成スタバへ。小説の手直しを進め、日記を書く。

たらば書房をのぞいてみたが、『Google AdSense マネタイズの教科書』は見当たらず。東急へ足を伸ばして、文教堂で発見。いそいそと購入。

江ノ電に乗って長谷へ。てぬぐいカフェ一花屋の「冬至前夜の原マスミ」ライブに行くのだ。

開場前に到着。外灯も少ない古民家の前は妖しく暗い。

最前列を陣取って赤ワイン。「1986」が好きだ。「ハレー彗星、まだですか?」と一緒につぶやきたくなる。

小さな子どもの多いライブは、鎌倉に越してきたばかりの2011年、UPPONたちが開催していたライブを思い出させた。最後にひとつの釜の粥を食うところは、初期の頃のヒグラシ文庫のイベントも連想させる。あれから私はずいぶん遠いところへ来てしまったように思う。

柚子粥がふるまわれる前にそっと中座。江ノ電で鎌倉に戻って、余韻を楽しみつつヒグラシで冷酒。今日はひどく酔っ払っている人が多い日だ。もうすぐ満月だからだろうか?

久しぶりの友人に会って冷酒をおかわり、都合三合で自分も酔っ払って、鮭の白子と鶏ももステーキ。帰りにコンビニでお茶漬けを買って帰る。