醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕ロックの街コザのライブハウス「CLUB QUEEN」へ行く

 
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  • 詫手紙かいて
  • さうして
  • 風呂へゆく
  • 山頭火

――昨夜の事を考へると憂欝になる、彼女の事、そして彼の事、彼等に絡まる私の事、――何となく気になるのでハガキをだす、そして風呂へゆく、垢も煩らひも洗ひ流してしまへ(ハガキの文句は、……昨夜はすまなかつた、酔中の放言許して下さい、お互にあんまりムキにならないで、もつとほがらかに、なごやかに、しめやかにつきあはふではありませんか、……といふ意味だつたが)。

種田山頭火 行乞記 三八九日記


霜月廿八日、曇り。

昔の恋人と旅をした日々のことを思い出していた。まだスマホはなくて、カーナビと観光ガイド頼みの旅だった。地点から地点へ、車で移動する。なぜ車を停めて、知らない町を歩いてみようとしないのだろう。観光ガイドには載っていないものを自分で見つけようとしないのだろう。いつも不思議だった。

8時頃起きる。本部町のきしもと食堂へ。結構並んでいたので本部町営市場を散歩。お正月でほとんど閉まっていたけど、陶芸の工房と自家焙煎珈琲みちくさは営業していた。車できしもと食堂の支店へ移動。きしもとソバ小とじゅーしーをいただいた。

沖縄美ら海水族館へ。正月だけど、すごい人出である。

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大水槽のジンベイザメとイトマキエイを堪能する。イルカショーが見られるオキちゃん劇場(なんと、こちらは入場料がかからない。駐車場も無料である)で、ショーをしていないほうのイルカをかまう。口から泡を出して、それを追いかける遊びをしていた。

高速でコザを目指す。ゲストハウスunityへ。ゲストハウスよりも「照屋冷凍機」の看板のほうが目立つ不思議な外観。アットホームでくつろげる素敵なお宿だった。

市街地に繰り出して探索。六文銭へ。「お正月であんまりメニュー無いですけれど、それでもよければ」と通される。しかし注文したものに品切れはひとつもなかった。豆腐の火柱焼きは厚揚げみたいで美味。アグー豚のしゃぶしゃぶを、お肉をおかわりして堪能した。最後はおじやにしてもらう。それでもびっくりするくらいお得なお会計だった。

炭酸水を買おうと思って立ち寄った中の町スーパーが、なんと角打だった。ちゃんと飲んべえのためのテーブルも用意されている。地元のおっちゃんたちがカップラーメンをすすっていた。また行かねば。

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呉屋さんと喜納さんがおすすめしてくれたCLUB QUEENへ。フィリピン人のおっさんバンド「PRYZM」がQUEENを完コピして演奏している。素晴らしきエンターテイメント。

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ミュージックチャージと1Drinkで1,500円。後は投げ銭。ジロウはベースのおっちゃん(リーダー?)と一緒に飛び跳ねていた。

シャッター街は、夜遅くから開店する店が多いらしい。深夜に見る夢のようにネオンサインに明かりが点る。もう一軒寄りたいところだけれど、また次回に残して置いて宿に戻る。