醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕その年齢を超えてしまっただろうか

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  • また降りだして
  • ひとりである
  • 山頭火

あんまり憂欝だから二三杯ひつかける、その元気で、彼女を訪ねて炬燵を借りる、酒くさいといつて叱られた。

種田山頭火 行乞記 三八九日記


師走四日、晴れ。

誰かと一緒にいる時間もいいけれど、やっぱり独りでいるの時間も必要だ。孤独は最高の贅沢だと思う。

9時頃起きる。風呂で『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』を読み返す。

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 (集英社文庫)

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 (集英社文庫)

書評記事はもう10年以上も前に書いた。綾やれいこをすごく年上の女の人のように感じていたけれど、もしかしておれはその年齢を超えてしまっただろうか?

mia.hateblo.jp

続いて『小さな習慣』を読み直す。

ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣 (Sanctuary books)

ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣 (Sanctuary books)

勤め人の辛さを思い出した。もうおれは、通勤とかしなくていいのだ。有難い。

久しぶりに米を炊く。丼で大盛り二杯、ぺろっと平らげる。ジロウがツナと小松菜入りの巨大なオムライスを作ってくれた。

小説の手直しをする。「白濁」は、とりあえず手直しが一周完了。明日はまた頭に戻って書き直しを続ける。

日記を書く。


鶴岡八幡宮へ初詣に行く。もうすっかり空いていて、普段通りの混み具合。出店も少ない。

岩座に寄って匂い袋を買う。ジロウは白檀のお香を買っていた。

御成スタバへ。Twitterにおすすめの記事をアップする。

田楽へ。思いがけない方にばったりと再開。初めて居合わせたお客さんとも、和気あいあいと盛り上がる。人というのは、火を囲むとつい仲良くなってしまうのかもしれない。

樽酒、レバ(先端におまけでハツがついている。あとシシトウも)、芽キャベツ、しいたけ。おまけでお正月らしい突き出しをいろいろといただいた。うれしい。

ヒグラシへ。菊水、マグロと蛸ぶつ。マックでチキンクリスプとチーズバーガーを買って帰る。Dots & Coに少しだけ興じて寝る。