〔日記〕こちらをまっすぐ見ていた

• ひとり住むことにも
• なれてあたゝかく
• 山頭火

今日は昼も夜も階下の夫婦が喧嘩しつゞけてゐる、こゝも人里、塵多し、全く塵が多過ぎます、勿論、私自身も塵だらけだよ。

種田山頭火 行乞記 三八九日記

師走十六日、晴れ。

5時50分に目覚めたので、そのまま起きることにする。江戸時代に使われていた時間の計り方「不定時法」で、「明六ツ時」に起きることを目標にしている。江戸時代の時間は、日の出から日の入りまでの時間に寄り添うように計算されている。明六ツ時は、日が昇る少し前の夜明け時だ。

mia.hateblo.jp

風呂で『すごいメモ。』を読む。「見出しを、もっと、感動的に！」の章にならって、『メモの魔力』の見開きフォーマットのタイトル部分は、Yahoo!ニュースみたいな見出しをつけてみることにする。

仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

ゴミ出しにダッシュで行く。ぎりぎり間に合う。久しぶりに散歩。大きめの貝殻を拾う。エアープランツの鉢にしようと思って。富士山が今日も綺麗だ。

久し振りに散歩。冬の富士山はやっぱり綺麗だ。 pic.twitter.com/6Z1QseCIDP

— 野原海明／小説家 (@mianohara) January 21, 2019

光明寺の山門で、保育園児が三人ならんでしゃがみこんでいる。その少し先で、猫がごろごろと日向で転がっていた。のどかな小春日和の光景だと思ったけど、違った。猫は、腹を上に向けてくつろいでいる……ように遠くからは見えたけれどそうではなくて、不自然に痙攣を繰り返していた。毒でも盛られてしまったのだろうか。死の気配を嗅ぎつけたカラスやトンビが集まり始めていた。園児たちの引率の保育士さんたちがお寺の人を探しに行った。

猫と目が合った。猫は痙攣を続けながら、こちらをまっすぐ見ていた。

ぐるぐると細い道を抜けて帰る。周りの景色はあまり見えない。どこかの家の玄関先に置かれた等身大の猫の置物が、さっきの猫と重なって見える。

ドラッグストアに立ち寄る。洗剤各種を買う。家に戻ってお昼にする。納豆かけご飯と、椎茸と小松菜の味噌汁。

小説を手直しして、日記を書く。

ジュリア・キャメロンが『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』のシリーズですすめているモーニング・ページを、前田裕二氏の『メモの魔力』のフォーマットでやってみる。

〔日記〕モーニング・ページは10年以上続けている - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海｜野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/G52fz1nRZQ

— 野原海明／小説家 (@mianohara) January 21, 2019

新しいプロジェクトの資料読み込み。GTDの週次レビュー、満月Act。

ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編――仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法

満ち欠けスケジューリング術

出勤するジロウと家を出る。島森書店で、フリクションの蛍光ペンを買う。

パイロット フリクションライト ソフトブルー

御成スタバへ。ノートをがりがりと書いて、メールチェック。18時をまわったので筍へ。土佐鶴、八海山、立山。真鱈のタラコ醤油漬け、麻婆春雨、たぬき奴、そぼろ丼、お味噌汁。

スーパーで米と麦、キャベツと納豆を買う。帰宅して、新世紀エヴァンゲリオンの続きを観る。

マグマダイバー