醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕新世紀エヴァンゲリオンのアニメをぶっ通しで最終話まで観る

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  • また降りだして
  • ひとり
  • 山頭火

午後、稀也さんを見送るべく熊本駅まで出かけたが、どうしても見出せなかつた、新聞を読んで帰つてくると、間もなく馬酔木さんが来訪、続いて元寛さんも来訪、うどんを食べて、同道して出かける、やうやくにして鑪板を買つて貰つた(今夜もまた元寛君のホントウのシンセツに触れた)。

種田山頭火 行乞記 三八九日記


師走廿日、くもり。

8時頃起きる。風呂で『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』を読む。安心して、今やることを「直観」で選べるようになるのがGTDの利点か、なるほど。頭の中にある心配事をすべて一度吐き出すから、「何かを忘れている気がする」という漠然とした不安が消えるのか。

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

ゴミ出しに行ったけれど間に合わず、すごすごと戻る。昼は残り飯で椎茸を入れた雑炊。ジロウにバターを追加してもらった。いただいたでかい煮干しをぼりぼりと囓る(旨い)。

銀行で各種振り込み、図書館で新しいプロジェクトの資料を借りる。御成スタバへ移動して小説の手直しをし、日記を書く。

新しいプロジェクトの資料集めの続き、メールチェック。ちょっと力尽きて、珍しくチョコレートをかじる。

がりがりと発信していこうと計画を立てているのだけど、なんで私はそんなに机に向かって書き続けたいのだっけ? とふと疑問に思う。机に向かっていないと、一日を無為に過ごしてしまったような気がして不安なのだ。美術館に行っていても、映画を観ていても、本を読んでいても、旅をしていても。「生産性の低い自分に価値はない」と、いつもどこかで思っていた。

違う。人生は壮大な遊びだ。何をしていてもいいし、今いちばんやりたいこと、それだけをしていればいい。それが、生きるということだ。

noteを更新する。更新を躊躇っているうちに、ハードルが上がっている。もっと気軽に、気楽に書いていくのだ。

振り絞ったら、もう帰ってパスタを茹でる気力も無い。ケンタッキーでオリジナルチキンを買う。帰宅して、新世紀エヴァンゲリオンの続きを観る。

ゼーレ、魂の座

ゼーレ、魂の座

キャベツと椎茸を具にした焼きそばを肴に、最終話まで一気に12話分くらいまとめて見てしまった。約6時間だ。でも、途中のやたら救いのない回でやめて寝たりしなくてよかった、と少し思った(後味が悪すぎる)。賛否両論と言われる最終2話は、私はわりと好きだ。

終わる世界

終わる世界

次はマンガ版を怒濤の如く読むことになりそうな気がする。

新世紀エヴァンゲリオン (1) (カドカワコミックス・エース)

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