〔日記〕小説を書こうとして生まれてきたのだと思う
酒があるから酒を飲んだ、私はまだひとりの酒はほんとうに飲めない、酒は親しい人々といつしよに飲みたい。
種田山頭火 其中日記 (二)
睦月十八日、晴れのち雨。
苦手なことを、克服するのが良いことだと思っていた。自分一人でなんでもこなせる(たとえば、ライターだけど写真も撮れるとか)が、素晴らしいことだと思っていた。
でも、それは違う。楽しくてやっているならいい。けれど、無理してやっているなら、それは違う。自分が苦手で嫌いなことを、好きで好きで仕方なくて得意な人はこの世に必ずいるのだ。無理をして手を出せば、そういう人たちの仕事を中途半端に穢してしまうことになる。
8時26分に起きる。風呂で『お金と引き寄せの法則』『神さまとのおしゃべり』『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』『お金は、子宮が引き寄せる』『吹上奇譚 第一話 ミミとこだち』を読む。入浴時間は1時間27分14秒。
『お金と引き寄せの法則』を読み返し始めた。「引き寄せの法則」シリーズの2作目。エスター・ヒックス(著者のうち、だんなさんの方)は、妻がエイブラハムとチャネリングできるようになる前に『セスは語る』を読んでいた。こちらも、チャネリングによって書かれた本。 https://t.co/ermLXBN4P2 pic.twitter.com/HWrfD71Y74
— 野原海明(小説家) (@mianohara) February 22, 2019
さとうみつろう『神さまとのおしゃべり』を読み進める。何かに後悔した瞬間には、「しめしめ、これはきっと、上手くいく」という呪文を唱える。起きた現象を「いいこと」なのか「悪いこと」なのか決めるのは、自分自身なのだだ。 https://t.co/Ul4r9csPNt pic.twitter.com/9FfeP3bWFC
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『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』を読み進める。人生ゲームの難易度を上げているのは自分。「そんなにうまくいくはずない」と思うたび、人生のハードルは上がる(魂的には、そのほうが後略しがいがあって面白いのかもしれない)。 https://t.co/b0sd5A1NJ2 pic.twitter.com/ng1n4QprDa
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『お金は、子宮が引き寄せる』を読み進める。これまでに出版された多くの成功哲学の本は、男性向けのものである気がする。たぶん、男性性の目指す成功と、女性性の目指す成功は違うのだ。著者の元ダンナさんだった岡田哲也氏の本も、違う視点から読んでみたくなった。 https://t.co/EWe5Y2I7uB pic.twitter.com/fs0Rjjc1Br
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吉本ばなな『吹上奇譚 第一話 ミミとこだち』を読み返している。先月に出版された第二話を早く読みたいのだけれど、まずは最初からじっくり味わいたいと思って。物語の舞台となる街には、かつて異世界への入り口があったという。私の住む鎌倉には、今でもあるような気がする。 https://t.co/fvFcDEXIhY pic.twitter.com/pZCqaPJuEb
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昼は辛いものが食べたくて、一閑人でハバネロつけ麺、パクチー追加。御成スタバで日記を書く。
小説の手直し(4周目)を終えて、GTDの週次レビューをする。満ち欠けPDCAの満月Act。確定申告の書類作成を終える。日記を書く。
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〔日記〕確定申告の書類作成を終える - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/tbYix0n5Ge
瑞泉寺を目指す。山門に辿り着いたら、ちょうど閉門時間の16時半を過ぎるところで、「もう終わりです」と声を掛けられる。まだ梅は早いみたいだ。もう一度おいで、ということなのだな。
— 野原海明(小説家) (@mianohara) February 22, 2019
〔日記〕瑞泉寺を目指す - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/SkVA94viYt
確定申告の書類を提出しに鎌倉税務署へ。空いていてすぐ終わる。帰り道に、古書 アトリエ くんぷう堂という新しい古本屋を見つける(今日は定休日だった)。
爽やか〜✨暖か〜☀️気持ちいーーい😍テンション上がるわ〜⤴︎このテンション、下がりませんように🙏
— くんぷう堂 (@kunpudobook) February 20, 2019
水曜日、オープンしました! pic.twitter.com/gLFdIsaAvC
モンロー、イングリッドバーグマン、ジャッキーの写真集などなど。 pic.twitter.com/fpvU2BWQfb
— くんぷう堂 (@kunpudobook) February 23, 2019
御成スタバに戻ってnoteを書く。
「義手」と聞いて思い浮かべるのは、肌色をした人形のような腕。違和感のあるもの、凝視してはいけないもの。そんなダークなイメージを一掃する義手がある。
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障害を健常者に近づけるのではなく、超えていく。|野原 海明|note https://t.co/C7lrn7aAv4
「自分の人生、これ以上やりたいことあるのかな。やりたくないことならたくさんあるけどな」と思いながら、買い物をしつつ帰る。花粉症(のフリをしている、らしい)ジロウに変なティッシュを土産に買う。あと、自分でつまむための寿司。
帰宅。漫画を読みながら寿司を頬張る。日本酒を少し。
突然、喉に胃液と昼食べたハバネロが逆流してくる。あまりの激痛に呼吸困難を起こす。一瞬、救急車を呼ぼうか迷ったが、無理やりゆっくり呼吸をするうちにおさまる。
生きていることが退屈、と思った途端に死にそうになるなんて、よくできている。でも、まだ「生きよう」と思う本能が働いたのだから、もう少し生きていていいのだろう。
一合で諦めてふて寝する。前から読もうと思っていた『「あの世」の本当のしくみ』を読む。
『「あの世」の本当のしくみ』を一気に読み終わる。書名からして、親しい人を亡くした人に向けて書かれた本なのかと思っていたけれど、どちらかといえば「生きている今をどう生ききるか」にスポットライトが当てられた本だった。地球の輪廻の仕組みに納得する。 https://t.co/5RRnyrAg9T pic.twitter.com/TsR3UGXHhq
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安野モヨコ『鼻下長紳士回顧録』を読む。
安野モヨコ『鼻下長紳士回顧録』を読む。時は20世紀の初め、パリ。舞台は変態な紳士ばかりがやってくる売春宿。恋人へ貢ぐために娼婦になった主人公は、日本人小説家の客との出会いをきっかけに、小説のようなものを書き始める。人はなぜ書くのか。書かずにいられないのか。 https://t.co/rXQlArOkfa pic.twitter.com/Q6WLrxT5jU
— 野原海明(小説家) (@mianohara) February 23, 2019
やっぱりおれは、小説を書こうとして生まれてきたのだと思う。神さま、宇宙さま、思い出させてくれてありがとう。
23時31分、うとうとしかけたが眠れないので、様々な本を読みあさる。酔っ払ったジロウが帰ってきて長崎ちゃんぽんを作ったので、半分ほど奪ってから寝る。