醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕もやい工藝をのぞく

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  • 死ねる薬は
  • ふところにある
  • 日向ぼつこ
  • 山頭火

忘れられた酒、それを台所の片隅から見出した、いつこゝにしまつてゐたのか、すつかり忘れてゐた、老を感じた、その少量の酒をすゝりながら。……

種田山頭火 其中日記 (五)

睦月啓蟄、曇りのち晴れ。

「やるべきこと」じゃなく、「やりたいこと」をやろう。どうしても「やるべきこと」を優先させてしまいそうになる。「やるべき」なんて言って、自分に発破をかけなきゃできないことなんてやらなくていい。

9時26分に起きる。風呂で本を読む。読んだ本は以下の通り。

入浴時間は1時間23分16秒だった。ちょっとだけ頼まれていた原稿のフォーマットをする。昼は極楽カリー。ぷらぷらと税務署まで歩いて書類をもらい、そこからさらに歩いて銭洗弁天へ向かう。急な坂が病み上がりには堪える。もやい工藝をのぞく。ミニ・かご展が開催されていた。

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下山して御成のスターバックスへ。小説「猫」と「定食屋」の校正を反映させる。原稿の続きを少しやって、日記を書く。

noteを書き始めたところで時間切れ。あさつきへ向かう。日本酒としめ鯖。ヒグラシ文庫へ移動して、菊水の常温(ジロウは冷酒)。今日はまゆちゃん。海苔と鱈の湯豆腐、豚の生姜焼き。ジロウはまた花輪和一の本を買っていた。店主・中原蒼二の蔵書であったらしい。

帰宅して23時30分に寝る。