醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕カオスすぎるパスタが出来上がる

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晴、風、春だ。
旅立つ用意をする。――

種田山頭火 其中日記 (五)

如月十一日、晴れときどき雨。

「小説では稼げない」とずっと思い込んでいた。稼げないから、図書館司書だとか、ライターだとかの仕事を並行してやらなくちゃ、と思ってたのだ。

図書館司書やライターだって、世間一般から見れば「儲からない」仕事に分類されそうな分野だ。でも、自分ではそうは思っていなかったから、わりと稼げた。

今でも、「小説は稼げない」という思い込みがブレーキになっている。「小説なんていくら書いていても、お金にならないんだから仕事だなんて言えない」なんていうふうに。

私はその最初の設定をやめる。小説を書いて稼げばいいじゃない。

7時12分に起きる。風呂で本を読む。読んだ本は以下の通り。

入浴時間は1時間3分7秒だった。小説を書く。ジロウに昼飯を作ってもらう。グリーンカレーペーストにヨーグルトと、豚のレバーにナンプラーという、カオスすぎるパスタが出来上がる(しかも激辛)。

東急のダイソーへ行って、明日の神聖幾何学綿棒アートワークの材料を仕入れる。ついでに、猫のカタチに切り抜かれたメラミンスポンジを買う。文教堂で『選べば未来は一瞬で変わる』を手に取る。神聖幾何学綿棒アートのことも書いてあったので、読んでみることにする。

あなたは光担当?闇担当? 選べば未来は一瞬で変わる

あなたは光担当?闇担当? 選べば未来は一瞬で変わる

御成のスターバックスに移動して、頼まれていた原稿を書く。日記を書く。

はてなブログをちょっとだけ下書きする。暮六ツ時(今の鎌倉は18時16分くらい)になったので切り上げる。

焼き鳥ひら乃が再び開店していることを確認して、ヒグラシ文庫へ呑みに行く。

21時10分に寝る。