醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕四合は解毒しきれなかった

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  • あるだけの
  • 酒をたべ
  • 風を聴き
  • 山頭火

私はうたふ、私をうたふ、自然をうたふ、人間をうたふ。
俳句は悲鳴ではない、むろん怒号ではない、溜息でもない、欠伸であつてはならない、むしろ深呼吸である。

種田山頭火 其中日記 (八)

如月廿五日、晴れ。

文章力は筋力と一緒だ。毎日トレーニングしないと衰える。基礎体力が必要。ストレッチをしてランニングして筋トレして、それでようやく各種目の練習ができるように、小説にも基礎練習が必要だ。

10時31分に起きる。頭が痛い。昨日の体調に四合は解毒しきれなかったらしい。ムーンプランナーの個展、最終日だから渋谷へ行こうかと思っていたけれど、断念する。風呂で本を読む。読んだ本は下記の通り。

入浴時間は1時間4分2秒だった。遅い昼に、竹扇へ行く。熱い山かけ蕎麦、ジロウはあんかけ蕎麦。あんかけ蕎麦は、宇宙だと思う。濃厚な黒いあんの中に様々な具が沈んでいるのだ。

買い物をしながら家に帰る。焼き鳥を買いたかったけれど、ヤゲンがなかったのでやめる。

帰宅して日記を書く。

20時をまわった。もう一度買い物に出る。あぶり焼きチキンと空豆、スルメゲソ、おつまみ昆布を買って帰る。『さくらん』を読みながら独酌。

23時30分に寝る。