〔日記〕エイとハイタッチして遊ぶ
人生といふものは、結果から観ると、April fool みたいなことが多からう。
種田山頭火 其中日記 (八)
友情に甘えるな、自分を甘やかすな。
2年前の4月1日は、学芸員資格課程の説明会を受けに母校の早稲田大学へ。在学中にほとんど単位は取り、あと必要なのは実習だけ。卒業までに取れなかったのは、「実習は単位履修生優先」ではじかれたから。
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) April 2, 2019
〔日記〕早稲田大学へ - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/x3yrQVTHeT
「海明ちゃんが怒ったところ想像できない」という人と、「そんなにしょっちゅうキレるのはおやめなさい」という人とがいる。出会う人の数だけ、私のキャラクターは増えていくのだなぁ。
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) April 2, 2019
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如月廿六日、晴れときどき雨。
呑み屋に求めるものは、家庭料理ではない旨い肴と、気の利いた会話。
7時50分に起きる。風呂で『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』を読む。入浴時間は2時間10分54秒だった。
荒井詩万『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』を読み始める。部屋の入口から奥に向かう対角線を意識することが大事。対角線の先は、いちばん遠い場所。人は空間に入ったとき、無意識にいちばん遠い場所に目を向けるから。広さや状況を把握する本能であるらしい。 https://t.co/jzp3XVTEqQ pic.twitter.com/Zk1sinzxbD
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) April 1, 2019
新しい元号が発表される。「令和」とのこと。ジロウに「そういえば、昭和ってどういう意味だったの?」と聞いてみる。
「みんなで一緒に言うの」だ、そうだ。
昼はランデブーデザミでランチ限定のカレー。黒板に書かれたメニューを懐かしく見上げる。そういえばあんまり立ち寄らなくなってしまったけれど、また夜にも顔を出したいなぁ。
江ノ電に乗って新江ノ島水族館へ。駅を出たらちょうどものすごい雨でよく濡れる。
今日はやたら魚たちが活発だ。春休みで、子どもが多いからだろうか? 子どもの「キャー!」という甲高い声は、水槽の向こうにもよく聞こえるのかもしれない。
エイとハイタッチして遊ぶ。それを見ていた隣のカップルも、一緒にハイタッチしていた。魚類とコミュニケーションがとれるのって、うれしい。
すっかり雨があがって幻想的に日が差している。初めて人とイルカのコラボレーションショー「ドルフェリア」を観た。程良くセクシーで、お父さんたちも喜びそうなショーだと思った。
閉館時間まで堪能。まだ明るいので江ノ島へ猫をモフりに行く。ひとまず弁天さまへご挨拶。辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)さまへ、厳島神社へも行くことをお伝えする。
裏道散策。猫は触らせてはくれないけれど、出会うと「にゃー」とよいお声で挨拶してくれる。
江ノ電で鎌倉に戻る。新生ひら乃へ。熱燗、樽酒、バラ、レバー、ヤゲン、ツクネ、トリネギ。ヒグラシ文庫で菊水常温。買い物しつつ帰る。帰宅してちょっと呑んでから23時15分にぱったり寝る。