醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕いつもは女っぽくないと言いたいのかね

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  • ひつそり
  • さいてちります
  • 山頭火

酒はあるけれど飲まなかつた、飲みたいのを飲まないのではない、飲みたくないから飲まなかつたのである、私は昨日までしば/\飲みたくない酒を飲んだ、酔ひたいために飲んだのである、むろんにがい酒だつた、身も心もみだれる酒だつた。……

種田山頭火 其中日記 (八)



弥生九日、晴れ。少し暖かくなった。

Surface Goをはじめ、旅をしながらでも普段通りに仕事ができるような環境を整えよう。荷物はできる限り軽く。グレゴリーのコンパス30に突っ込んで、いつでも気ままに旅立てるように。

7時52分に起きる。風呂で本を読む。読んだ本は下記の通り。

入浴時間は1時間26分24秒だった。ジロウは昨日、玄関で大の字で寝ていたせいか、鼻をぐずぐずさせて咳き込んでいる。とてもうるさくて腹を立てる。

今日は昼は食べないことにする。まちの社員食堂へ、ヒグラシ文庫8周年トークイベントを聴きに行く(詳細は後ほど、別記事で書きたいと思います)。

「今日はずいぶん女っぽい格好をしてるじゃないか」と言われて腹を立て、「いつもは女っぽくないと言いたいのかね」と言い返す。酒が入ってる状態だったらぶち切れていただろう。

前は酒の勢いを借りなくちゃ人に怒れなかったし、怒ろうと思っても上手くいかなくて、怒りながら泣きだしてしまったりしていた。人に負の感情をぶつけてはいけない、いつもニコニコしていなくてはいけないと思い込んでいたのだ。人を傷つけたり、不快な思いをさせたりするのが恐かった。

でもそれで、自分が傷ついたり不快な思いをしたりしていたら、何の意味もない。

懇親会に行くジロウと解散して御成のスターバックスへ。日記を書く。

小説も書く。土曜日で、スタバのプールでは八重桜も咲いているし、観光のお客さんで混み合ってきたので早めに退散。夜も食べずにおこうと思っていたけれど、どうしてもヤゲンで一杯やりたくなった。東急でヤゲン4本と塩皮2本、フライドチキン、アスパラのおひたし、空豆を買って帰る。途中、スーパーでお酒と炭酸を追加。

晩酌しつつ、漫画を読む。

三合呑むつもりで片口に注いでいたけれど、最後の一合は呑み忘れ、23時4分に寝る。