醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔最近の活動〕ホテルにでなく、蒲田に泊まる。アプリ「ON THE TRIP」でホテルオリエンタルエクスプレス東京蒲田公式ガイドの執筆を担当しました(主に居酒屋部分)

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iPhoneアプリ「ON THE TRIP」は、まるで美術館や博物館の音声ガイドのように、声で案内をしてくれる新しいタイプのトラベルガイドです。そのON THE TRIPに、2019年4月19日にグランドオープンを迎えたホテルオリエンタルエクスプレス東京蒲田の公式ガイドが新しく加わりました。

「ホテルでなく、蒲田に泊まる。」がこのガイドのコンセプト。蒲田は町工場によって支えられてきた街です。ホテルオリエンタルエクスプレス東京蒲田のインテリアには、そんな町工場で実際に作られた作品が取り入れられています。

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ガイドのいわゆるA面は、まさに美術館ガイドのように、ホテル内の作品とそれが完成に至るまでの背景を紹介しています。小さな町工場の職人さんたちの技術には驚かされます。

そしてB面では、物語仕立てで蒲田の夜の街を案内しています。ガイド役は、架空の人物である町工場の職人・テツさん。テツさん一推しの飲み屋と銭湯のガイドです。

私・野原海明は、このB面の街ガイドで、テツさんのキャラクター作成とイントロダクション、飲み屋部分のガイド執筆を担当しています。

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ホテルの公式ガイドではありますが、宿泊客にならなくてもアプリは無料で、全国どこからでもダウンロードして楽しめます。蒲田だけでなく、京都や沖縄など、日本各地のガイドもそろってます。ぜひ、街歩きのお供にしてくださいね。

on-the-trip.com

ライターの仕事を始めたばかりの頃、「自分の書いた記事がWEBマガジンに載った!」とか「紙の雑誌で特集記事になった!」という感動は味わってきましたが、「アプリになった!」「自分の作ったキャラクターを声優さんが演じてくれてる!」という体験は初めて。自分でガイドを聴きながら、「わー、テツさんが私の書いたセリフをしゃべってるー!」とひとり興奮してしまいました。

「野原さんなら小説仕立てで書けるでしょ」と、これまでの路線と全然違う雰囲気で書かせてくださった代表の成瀬勇輝さん、ありがとうございました。若き起業家の発想、その柔軟な思考力に脱帽させられました。

「飲み屋といえば野原」と思い出して、アサインしてくれたライターの鈴木雅矩さん、ありがとう! 野原の担当部分はわずかですが、その他のA面部分のガイドや銭湯のガイドは雅矩さんが執筆をしています。

プロのカメラマンさんとチームを組んで取材をするのは初めてでした。カメラマン・本間寛さんの目のつけどころに、そうか、プロはそんなところを見てるのか! と発見し通しでした。私もカメラに目覚めてしまいそうです。

直接お話をする機会はありませんでしたが(現代の働き方は画期的ですね!)、デザイナー・太田開さんのキリリとシンプルなデザイン、素敵です。

よきチームでお仕事させていただきました。ありがとうございました。

アプリは、下記リンクからも入手できます。

アンドロイドの方は、下記リンクからブラウザ上で利用できます(パソコンのブラウザからでも体験可能です)。

on-the-trip.net


新感覚トラベルガイド、ぜひともご堪能ください!