醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕沈丁花の香りのものを

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  • うぐひすうぐひす
  • 和尚さん
  • 掃いてござる
  • 山頭火

……自己克服、いひかへれば過去一年間の、あまりに安易な、放恣な、無慚な身心を立て直さなければなりません、……アルコールでさへ制御し得なかつた私ではなかつたか。……

種田山頭火 其中日記 (八)



弥生廿一日、雨のち晴れ。晴れたら夏のような陽気。

中立であれ、傍観者であれ。組織には所属せずに、外から見ている者であれ。中立的な眼差しで見たものを書いていけばいい。当事者になれないことを嘆く必要はない。

7時57分に起きる。風呂で『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』を読む。入浴時間は1時間6分58秒だった。

いい天気なので、先日買った紫陽花柄のワンピース(というか、長い丈のシャツ)をおろす。昼はタパス&タパスへ。辛いカルボナーラとサラダのセット。小町通りは修学旅行生であふれていた。銀行でガス代と電気代の振り込み。手ぬぐい屋「拭う」で雨晴兼用傘を買う。乱菊の青いものを。岩座で練り香水を見たけれど、これというものが無い。カヤで沈丁花の香りのものを買った。

御成のスターバックスへ。昨日久里浜へ呑みに行っていたジロウとばったり遭遇する。日記を書く。

『Big Magic』を読み返しながら、小説について考える。図書館の歴史、サイキック、ベーシックインカムについて学ぶ。写真を撮りながら帰ろうと思ったけれど、やっぱり撮りたいというアンテナが反応しない。東急の100均で靴を入れるためのプラスチックケースを買う。本屋で青インクと黒インクを買う。

一度帰宅。厳島神社についての記事を書く(まだ書きかけ)。ヨーゾーさんが旅をしている写真を見て、そうだ、原稿だけはあるのだから手直ししてあげておこう、と思い立ったのだ。

暮六ツ時になったのでヒグラシ文庫へ。今日は聖子さん。菊水冷酒三合、マグロ中落ち、鶏モモローズマリーソテー、ひよこ豆のカレー。今日は、仕事の話も含め、いろんな話ができてよかった。

帰宅して22時に寝る。鈴木常吉さんのライブを聴きに合羽橋まで出かけていったらしいジロウが深夜に帰ってくる。