醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕「あの娘がくれたブルース」を唄いながら帰る

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  • もう明けさうな
  • 窓あけて青葉
  • 山頭火

酔中夢なし、ほつかり覚めて、飯を炊く、そして酒を飲む。
今日一日のさびしさは飯の生煮であつた。

種田山頭火 行乞記 室積行乞

卯月廿八日、晴れ。

愛は、なにかしてあげることじゃない。ただ、見ていることだ。その存在を、ただ見ていることが愛なのだ。

8時6分に起きる。風呂で『インタビュー』を読む。入浴時間は44分14秒だった。

ちょっとかりゆしっぽいワンピースをおろす。昼はジロウにカレーうどんをつくってもらう。とてもだるい。排卵の時期なのかもしれない。日記を書く。

サイキックのことを学ぶ。noteに写真をアップする。

note.mu

早めに切り上げて呑みに出かける。ヒグラシ文庫へ。今日はまゆちゃんとひとみさん。菊水冷酒二合、ヤゲンとセロリの和え物、ささみわさび。4人組でやってきたおじさんたち(会話の内容からすると建築家?)が、狭いテーブルに案内されたと憤慨してすぐに出て行った。狭い立ち飲み屋に4人で来るのがそもそもよろしくない。釈迦に行ったら、同じおじさんたちがひろびろとカウンターを占領していた。日本酒二合、りゅうきゅう。

酔っ払って「あの娘がくれたブルース」を大声で唄いながら帰る。22時30分に寝る。